やっぱり本当の意味での日中友好への道のりは
まだまだ長いのかな、ということ。
私はこの国に来て、
どっぷり現地の中に入り込んで仕事をしていたタイプなので、
たぶん日中戦争や日中関係についてわりと
ダイレクトに質問をぶつけられたりする機会が
多い方だと思います。
特に抗日ドラマを撮っていると
まさにそれ！ という感じなので、
自分から飛び込んで行っているようなものなんですけどね
とはいえ結局は人間と人間の付き合いで
この中国でたくさんの友達ができて、
もちろんみんないい人で、
本当にいつも心から日中友好を願っているわけです。
日本人である私もいつも思っています。
この中国が好きで日本ももちろん好きで
ただ純粋に仲良くできればいいのになぁ、って。
馳張(ちひろ)くんは日中ハーフ。
これからどんな人生を歩んでいくんだろう。
例えば日中関係で問題が出た時、
国籍とかそういう書類上の話ではなく
血で感じて何か思うところがあるとすれば
きっとそれはとても複雑な思いになるんだろうな、きっと。
ネガティブな事もポジティブに変えていけるような発想力を持てる人間になって欲しいな。
ただこんなネガティブの塊のような人間の私が
ポジティブ人間を育てることができるのか、
それが不安だな。
不安というか自信がない。
できることと言えば、
馳張くんの前では一切ネガティブな発言はしない
ということ。
気をつけよー
動物園の帰り道。
コロッと寝ちゃった。
平和な日々が続きますように…