介護オンリーではない生活 | 井上通訳サービスのブログ

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介護のために仕事を止めたりしない方が良いという声が今では多いです。

 

私も介護だけやっていたとき、狭い箱に閉じ込められがんじがらめになったようでとても苦しかったです。

 

今では、考えが変わりました。

 

1人では生きられなくなった高齢者をポイントを押さえて手助けすれば、他の時間や労力はもちろん自分のために使って良いのです!

 

手助けが必要なポイントとは、

 

①食事や飲み物を提供する(無理強いはしない。希望を聞く。)

②清潔さを保ってあげる(風呂、掃除、洗濯、必要なら下の世話。)

③会話の相手になる(話を聞いてあげるだけで良い。解決策を提供する必要はない。)

④問題を見つけたら解決してあげる(本人がここが痛いというところを見てあげたり、必要なら医者に見せる。訪問医療や看護の利用。)

⑤高齢者がやっていた役割を自分が引き受ける。(家業を親の代わりにやるなど。)

⑥薬をちゃんと飲ませる。

⑦温度・湿度管理。(冷暖房、加湿など。)

 

これらのポイントを押さえてちゃんとやれば、後は余った時間で自分の好きなことができます。

 

高齢者であってもゆっくりしたいし、プライバシーや1人の時間も必要なので介護者は24時間傍に居なくて良いんです。

 

今では、私は、自分の部屋でYouTubeの面白い動画を見たり、買物に行ったりして、たっぷり睡眠を摂ったり食事をしたりして休んだり、楽しい時間を過ごし、ふと気が付いて親のところに薬を飲ませに行ったりしていています。

 

なお、上記も、他の人の手やサービスを借りてやると重荷が減ります。

 

例えば、食事は手作りは大変だし食べないことも多いので、市販のやわらかおかずを買ったり、いつも相手をしなくても何か訴えたいことがあるようならうんうんと話を聴いて手助けしてあげるだけでいいですし、お風呂は訪問入浴、体調なら訪問医療や看護の利用を頼んだり他の人に助けてもらうことができます。

 

後は、高齢者の自由にさせてあげています。

寝たり、ゆっくりする1人の時間を。