人の名づけにふさわしくない文字。
挙げたらキリがないのですが、
恩師から徹底的に教わったいくつかの
うちのひとつを紹介します。
それは、
「二極に分離する文字は避ける」 こと。
例を挙げますと、
「幸」
幸せを祈って命名したいところですが、
それは同時に
反対の
「不幸」 (=幸せではない状態)
がセットになってやってきがちです。
「勝」
わが子には勝ってほしい?
人より勝って(まさって)ほしい?
ですがそれは同時に
「負ける」象意もどこかで引き寄せます。
ほかの例では、
「光」
もう説明は不要でしょう。
「闇」の現象が対としてやってきます。
では人の名づけには何がふさわしいのか?
厳選するとそれは本当に
数が少なく、限られてきます。
少なくとも二極化になりやすい
まるでコインの表裏になるような
文字は避けるべし、となります。
ここから学んだ真理があります。
「渇望」する生き方(思いと行為)が、
「渇望している世界」を
生み出しています。
「〇〇がほしい」は
「〇〇がない」世界が前提です。
「△△が叶いますように」は
「△△が叶っていない」世界を自ら創っています。
「~を探求する」は
「~を求めても求めてもみつからない」状態を
自ら設定しています。
では究極のデフォルト(初期)設定とは?
「ただ存在する」
これだけ、このポジションがいったい
どういう状態なのか?
それが自らが自らの内に見いだしたなら
別に他何も探さず
どこにも行かなくともいいんですね☆彡
そう気づいたとき、
わたしは
ヘルメス(=水星、占術)と
どう付き合ってゆくのだろう?
春分を前に
そんなことを思いました。
わたしたちは
何かをする、しようとすることは得意ですが
何もしない、そのままにしておく
ことにかけては・・・
慣れていないようですね(笑)
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