古代から玉座は君主と神々のシンボルとされていた。
いくつかの文化では、王位継承者が即位した時の戴冠式において、または君主が他の者に対して
地位を誇示するために使用されていた。このため、玉座は君主の権力に関連付けられてきた。
ホメロスによると、古代ギリシャ人 は祈祷をする際、神々が座る事が出来るように宮殿や寺院に空席の玉座を設けていたという。
有名な物に、マグネシアのバテュクレス によって作られ、スパルタのアミクレスに設置されたアポロの玉座がある。
ローマ人は2種類の玉座を用いていた。ひとつは皇帝のためのもので、
もうひとつは崇拝の中心となる女神ローマの彫像が着座するためのものであった。
ヒッタイト人は、玉座そのものを神として崇めた。
※以下、「玉座」 より引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E5%BA%A7
平成の御代も 本日を含め、残すところあと三日となりました。
国内はもちろんのこと、海外のニュースでも 昨今は日本の天皇譲位の記事が目に留まることが多いです。
したがって、"Throne" (王位、王座、玉座)の単語が頻繁に登場しており、この言葉が妙に気になり
調べていたところ、上述の引用に辿り着いたのでした。
言葉や文字好きなわたしは、ニュースを見聞きする際、ある単語や言い回しが自分のアンテナにかかると、
そこから一点集中して ひとつの言葉についてとことん調べてしまう癖があります。
調べることにより、まるで糸をたどるように導かれ、辿り着くすばらしい情報があるのです。
それが、自分に新たな気づきをもたらしてくれることは とても楽しいものです。
これも 「ヘルメス」(=水星、文字・言葉の神) との遊びのひとつであります♪
「座」 という言葉(文字)は実に奥深いです。 とりわけ 「王座・玉座」は その中でも 聖域中の聖域です。
続きはまた次回
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