いつも良いとは限りませ~ん | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

西洋占星術では、金星と木星が いわゆる 「吉星」といわれ 幸運をもたらす天体とされています。

 

占星術にそれほど詳しい人でなくとも このぐらいは どこかで聞いたことがあるかもしれません。

 

 

たしかに。

 

たしかに そうなんですが、占星術は奥が深くてですね、、、

 

金星や木星がいつも 「幸運」を運んでくる とは限らないのです。

 

 

彼らの「状態」によるのです。

 

「状態」とは、簡単に言うと 「どの場所にいて(サイン・ハウス)、他の天体とどういう角度(アスペクト)をとっているか」 

 

ということです。

 

 

ですので 彼らの状態が よろしくなければ 吉どころか 逆にものすごい悪いことがあります。

 

 

実はこういうパターンは 姓名判断の占術の中にも観られます。

 

 

たとえば 数字の「8」。

 

8は金運に恵まれる。 漢数字の「八」は 末広がりだから縁起が良い。

 

 

これも どこかで聞いたことがあるかと思います。

 

たしかに その傾向が出てくる場合もありますが、、、ちょっと待った!

 

 

占星術の金星・木星たちと同じで、 「8画」も状態によっては 逆にひどくなるケースが多々あります。

 

 

この場合の「状態」とは、名前の中での画数との数との組み合わせや 数以外での総合的なシルエットで 「8」 という数字がどう活かされているかということです。

 

 

占術は エンターテイメント的に「大衆化」されると どうしてもこう勘違いされるケースが多くなるのですね。

 

ですが よく考えてみれば

 

いつでも オールマイティにOKなものはない』 

 

ということって 占いだけでなく 日常のあらゆる場面でありますよね。

 

 

何ごとも 少し聞きかじっただけで あたかもすべてを理解できたように 受けとったり、勝手に決めてつけてしまうことには注意したいものです(^-^)

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

http://inohanae.world.coocan.jp/