葬式の夢 | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

久しぶりの夢日記です。 昨夜 観た夢。

 

 

大きな日本家屋にいます。 日本家屋だと思うのは 見渡す限りの畳の部屋だったから。

 

 

誰かが 布団に横たわっています。 その顔は布で覆われています。

 

 

どうやら 亡くなって間もない頃のよう。

 

 

わたしは 驚いてもいないし、悲しい気持でもないようです。

 

 

ただ、次の瞬間 目の前の小さな小さな男の子を ぎゅーっと 抱きしめています。

 

 

しばらくの間 ひたすら ぎゅーっと そのまま 抱きしめるだけでした。

 

 

 

場面が変わり、見慣れた親戚の人たちの顔が ちらほら登場します。

 

 

お葬式の準備を色々せねばなりません。 わたしにも やることがあるようです。

 

 

部屋は 障子の向こうからは うっすらと光が差し込んでいます。

 

 

以上、夢は ここまで。

 

 

「葬式」の夢 というか 正しくは 誰だか具体的にはわからないが よく知る、おそらく血縁者の誰かの死後まもない様子を 夢で観たようです。

 

 

「死」の象徴は 「再生」です。 タロットカードでも「死神」は 再生や転換期をあらわし、夢解釈でもそれは同様です。

 

 

自分の死を夢で観る場合、自らの再生の象徴であり 非常にわかりやすいのですが 昨晩の夢は

誰だかわからない・・・ただ、血縁関係があると思われるような(身近な)人

 

という設定でした。

 

 

夢に登場する人物は 自己のある部分の投影だとする考え方がありますから、それを取り入れて解釈すると、

 

 

・顔に布がかけられている死んだ人も

 

・わたしが抱きしめた小さな男の子も

 

 

どちらも わたしの一側面 といえます。

 

 

しばらく あたためておこうかなと思った夢でした。

 

 

誰かが死んだ夢でしたけれども まったく怖がっていないのは

 

 

・夢の中で わたしがまったく悲しんでいないこと

 

・目覚めたとき 気持ちが落ち込むような感覚ではなかったこと

 

 

だったからです。

 

 

夢は、夢主が 内容の吉凶だけでなく どういう心持でいるか、どういう心持で目覚めたかがとても重要です。 

 

 

 

「死」に関連する夢は 実に久しぶりでした。

 

 

これをきっかけに 「死」 についても 日記に書いてみたいと思います。

 

 

「死」とは なんでしょう?  生まれたら 必ずセットでついてくる 「死」。 

 

誰もが まぬがれないことなのに なぜか 日常から 切り離してしまいたがる 「死」。

 

 

 

今日の写真も 週末の法金剛院でお目にかかった蓮の華です。 

 

 

蓮の華は、極楽浄土に咲く花とされています。 

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

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