1・17 26年目の追悼 | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

1・17 26年目の追悼

6434人が亡くなり、3人の方が行方不明となった
阪神・淡路大震災から26年

その方々にはご家族がいて
おそらくケガをされ日常生活に支障を
きたしている人だって・・・

少しでもその方々に気持ちだけでも
寄り添うことができたら・・・と想うのは

命の授業を始めて、出会うことができた
家の倒壊から命がけで娘さんとお母さんを
助け出した友人と
この大震災で息子さんを亡くされたお母さんが
いてくれるから

そして現場に行った時の衝撃が忘れられないから
それは東北の大震災の時も一緒

生きたくても生きることができなかった命
その現実を受けとめなければならない家族

だからこそ、このコロナ禍であっても
今、命がある私はどう生きるか
何ができるか・・・

多くの人にはできなくても
ご縁をいただいた方とは一緒に大切な命の時間を
語り合いながら、笑い合いながら、気持ちに寄り添いながら
生きていけたらと思います

昨年はお母さんには会えませんでしたが
今日も追悼式に行っているんだろうな・・・

出会ったころは
「天国で息子に会った時は
 あなたの分まで生きてきたわよ!」って

それが今では「早く、息子に会いたい・・・」

一緒に笑える時間を・・・
少しでも作ることしかできませんが

1・17は私にとっても特別な日であり
命と今を生きることに向き合う日です

命が消えることを悲しむ気持ちが
命を大切に思う気持ちにつながる
今日という日はコロナ禍の私達への忠告では⁉️

お母さん、息子さん、友人家族
そして災害に遭われた方々に想いを寄せて
 
今日も一笑健命に生きます
感謝を込めて