同じ体格のこの人誰だ? | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

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 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

同じ体格のこの人誰だ?

友人からマイクロツーリズムで
神奈川県の大人の修学旅行しない? と誘われ

「あなたと体格の同じ人に会ってほしい」って

修学旅行には当然、学習目的があり
今回の日帰り旅行の行先は小田原→箱根で
人から学ぶ

小田原の偉人といえば誰だか
皆さん分かりますか?

ヒントは皆さんも一度は見たことがあるはずの
少年が薪を背負って書物を読む銅像

そうです
二宮金次郎
のちに二宮尊徳

もう一つ質問です
二宮尊徳の大人の顔や姿って知ってますか?
二宮尊徳が何をした人か知っていますか?

小田原には尊徳神社や記念館、生家があるんです

尊徳は荒廃した多くの農村や幕府領を独自の
卓越した手法で救済した指導者で

貧困にあえぐ人々や村々を救済するために
領主支配層にも復興責任を共有させ
着実な復興計画をもとに勧められ
その方策が「報徳仕法」と呼ばれ

由来は論語の「以徳報徳」
=徳をもって徳に報いる
=万物にはそれぞれ長所(徳)があり、それを生かす(報いる)

報徳仕法は実生活において
創意工夫の「勤労」、収入の範囲での生活「分度」
余得や貯蓄の社会貢献に充てる「推譲」
これらを誠実に実践する「至誠」され

経済と倫理は一体であり創造的に作用しあう仕組みであり
のちに日本を代表する多くの経営者にも
影響を与えています

明治維新の12年前に
最期は栃木県日光の仕法地で病気でなくなっていますが
尊徳が救済した村や地域は600カ所を超えるそうです

実は私が住む伊勢原市も伊勢原村として
尊徳の仕法によって救済された地域だと知りました

市民や神奈川県民がどれだけ
二宮尊徳の功績を知っているか・・・

あの薪を背負う少年がどんな大人になったのか?
そんなところから調べてみても面白いですね

昨年、二宮尊徳の映画ができ
小田原市で上映されたそうですが
見ることができず、なんとかして・・・と思っていますし
二宮尊徳のこと神奈川県民には
もっと知ってほしいなぁ~

その後、箱根神社へお参りに行き温泉に入り
平日にもかかわらず観光客の多さに
これがマイクロツーリズム?! とビックリ

楽しい日帰り大人の修学旅行でした

大切なのは「至誠」実践ですね
誘ってくれた友人に感謝です

今日は山梨での打ち合わせ
着実に夢に向かっています

今日も素敵な一日に命が喜びます
感謝を込めて

ちなみに尊徳さんとのツーショット写真は
尊徳さんが56歳の時で
私も9月で55歳です