この時期に磨かれている感覚 | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

この時期に磨かれている感覚



新型コロナで家にいる時間が多くなる中

自分の中で磨かれていると思える感覚があります


5感といえば 

「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」

詳しく分類すると20くらいあるようですが

その中でも触覚の感度が上がっている気します


時間をもて余さぬように

身体が大きくならないように

身体を動かす、それも仕事をしているときとは

別の活動が多くなり

それでいて時間はあるのでやろうと思えば

「丁寧に」「味わいながら」取り組めます

しなければならない「作業」ではなく

したい、やりたい、やる「活動」が増えました


「深く」「続ける」 がキーワードになっていますし

その活動はデジタルのものに接することより

実際、実物のものに触れている活動が多くなりました


例えば掃除、家事の手伝い、読書、裸足で歩く

庭の草花や時々の山の登りなどなど


明らかに仕事をしていた時に接していたものとは

違うものに触れて味わえている感覚が多くあり

本を読んでいてもページをめくる紙質の

感覚を楽しんでいる自分に気づいたときはビックリ

文字や内容もですがページの紙質ですよ


そんなことに気づけたら

会社の社員、子どもたちや友人たちに読ませたいからと

命の授業の本30冊の注文が入ってしまいますし

ビックリしました


身体が

デジタルよりアナログを求めているようです

それは私の小さい頃、高校生くらいまでの

生活・考え方に近いかもしれません


頭ではなく身体を動かし感じる力

不思議と身体を動かしているとき

一つのことに懸命になり

無心になっていることにも気づきました


風を感じる

いっぱいのコーヒーカップの温もりを感じる

人と接する中でみせる笑顔とはまた違う笑顔を

みせている自分に気づけ

けっこう一人を楽しめている?

まだ心には余裕はある?

心がリセットされはじめている感覚です


赤ちゃんの時、一番発達している感覚が触覚

そこからの刺激で生命活動をしています


見る・聞く・味わう・嗅ぐも大切ですが

今この時期だからこそあえて触覚を意識できたら

またリニューアルした自分にあえるかもしれない・・・

そんなことを思った今日この頃です


これも新型コロナと闘ってくれている方々のおかげです

本当にありがとうございます


今日一日も感覚を大事にして

命を喜ばせます

素敵な笑顔多き一日なります

感謝を込めて