忘れてはいけない、まだ終わっていない | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

忘れてはいけない、まだ終わっていない


昨日は朝5:30から北上倫理法人会様の
役員朝礼参加からはじまり
モーニングセミナーの講師をさせて頂き

→その後、北上市から車で往復3時間かけて
震災後、5つの誓いを復興スローガンとして
生活してくれた釜石市立唐丹(とうに)中学校を訪問

→北上に戻り2年ぶりとなった
北上市立南中学校の2年生に命の授業
そして神奈川に戻りました

毎週、朝から会社の経営者の方や社員の々が
自ら勉強している姿は
子どもたちに見せたい姿だな~と思ってしまいましたし
朝から気持ちが引きしまり得した気分でした

その後、2年ぶりの釜石
2010年の11月釜石で一般講演をさせて頂いて
それから4ヶ月後の3.11

ちょうど、東京の中学で講演真っ最中の体育館で
地震にあいました
今まで体験した事のない大きな揺れがようやく治まり
校長室に戻りTVがつくと、その画面からは
今まさにあの4ヶ月前に行ったばかりの釜石の町が
津波に飲み込まれる映像が飛び込んできたんです
「嘘だろ・・・言葉を失いました」

その後、2度釜石に行ったときは瓦礫が散乱し
まだまだ町がめちゃくちゃな状態でした

そんな中、友人が釜石市立唐丹中学校が
5つの誓いを復興スローガンにしていることを
教えてくれたんです
実はその時の唐丹中学校の校長先生
震災4か月前の私の講演を聞きにきてくださっていたんです

いつか、唐丹中学に伺いたい
校長先生は変わられていましたが、その夢が叶いました
でも、行ってビックリだったのが
4年半たった今でも仮設の校舎で
小学生、中学生が勉強しているんです
その中でも児童、生徒さんたちの
「こんにちわ~」の声にはたくさんの元気をもらいながらも
あの震災の時の事を忘れかけている自分がいて
まだまだ何も終わっていない・・・事に気がつかされました

2年ぶりに伺った北上市立南中学校
一度伺った体育館でまた、命の授業ができる事は
講師冥利に尽き喜びでいっぱいになりますし
ホールには「あの時の事を忘れてはいけない」
と書かれたメッセージがありました

そしてプレハブの仮設校舎を見て
その後鉄筋の校舎を見て思っったことです
どちらもその中で同じ中学生が生活している・・・
当たり前の中にある幸せを感じたときでもありました

今、自分が意識をして生きることは・・・

そんな質問を改めてもらった時間でもありました
また新しく代わられた南中学の校長先生
とてもエネルギッシュで色々な技をお持ちの方で
初対面だったのですが一緒にいさせてもらい
とても楽しい校長先生でした
そのことはまた、明日

充実した岩手北上のツアーでした
今ある当たり前への感謝を忘れず
今日も命を喜ばせます
感謝をこめて







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