
今日の5校時には、4年1組担任の大田区の教員研修会のための研究授業で道徳を実施しました。
都内は緊急事態宣言下にあるため、急きょ、他校の先生方が参観することができなくなり、指導してくださる講師の先生のみの参観でした。
「たくさんの先生に授業を見ていただき、良い授業ができるように学びたい」と言っていた担任も、とても残念そうにしていました。
さて、今日の授業内容は、「雨のバスていりゅう所で」(かがやけみらい 学校図書)という教材文を使って、規則の尊重について学び合うものでした。
登場人物のよし子が、雨が降っているバス亭に母親と一緒に並んでいて、バスが来たとたんに先頭に並ぶ。それを母親が無言で制止するという内容から、不文律のマナーについて考えていく学習です。
研究授業ということもあり、担任は数多くの教育資料を読んで、何度も指導案を修正し、先輩教員に指導助言を受けながら今日を迎えました。
この今日までの過程が、教員を育てていきます。
私は常々、「研究授業は買ってでもするのだ」と言っています。
その言葉を受けて、4年1組担任は今回の授業を買ってでました。
授業の中で、4年生の子どもたちの成長も実感できました。
何よりも、落ち着いて整然と学習できています。
日頃から、学級内で意見交流をする機会が多いため、自然な形で学び合う姿があります。
友達の発言をよく聞いて受け止める姿勢も身に付いています。
来年度は130周年を6年生と一緒に支えていく高学年(5年生)になる子たちです。
その力をしっかり付けていることを、とても嬉しく思います。