放送朝会の話「ハンバーガー屋さんの知恵」(8月3日) | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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今週で1学期は終わります。
本当ならば今頃、オリンピックの真っ最中だったはずなのですが、病気が流行ってしまいましたから、残念ながらオリンピックは1年後になりました。

さて、今日はハンバーガー屋さんの知恵というお話をします。
最近のニュースで見た人もいるでしょう。
品川区の大崎にあるMバーガーのお店で、今、小さなロボットが活躍しているそうです。
名前をオリヒメといって、身長は23センチメートル、体重が660グラム、本当に小さなロボットです。
このオリヒメロボットが、お客さんの注文を受けているのですが、そのしゃべり方が、ロボットらしくないなあと私は思いました。
するとやはり、ロボットがしゃべっているのではなく、なんと大阪にいる体が不自由で、外で働くことが難しい方が、インターネットでロボットとつながって、お客さんと話しているのです。
これはすごいことだと思いました。
大崎のお店のお客さんの相手を、大阪にいる人ができるのですから。
きっとハンバーガー屋さんは、「何のため」ということを、いろいろと考えたのでしょう。
自分の会社のためだけではなく、お客さんの安全のため、働いている店員さんの安全のため、そして社会に役立てるためにと考えたのだと思います。
これからの時代は、自分のことだけを考える利己主義りこしゅぎではダメなのです。
人のため、みんなのため、社会のためと考える利他主義りたしゅぎの考え方が大事です。
さあ、今週1週間、何か一つでもいいですから、自分のためではなく、友達のため、クラスのため、家族のため、または先生のために行動してみましょう。