![]() | キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
(1)脱いだ靴は、そろえる。
辰巳ジャンプの子どもたちは、体育館のトイレにあるサンダルが乱れていたら、整理整頓することが習慣になっています。
(2)水の流れる場所をキレイにする。
水道をきれいに使いなさいという指導もチーム内にあります。
(3)「やらなきゃいけないこと」をすべて書き出す。
私たちのチームは、練習ノートを書いてくることが「練習参加証」になっています。子どもたちはそのノートに、自分がやらなきゃいけないことをたくさん書いています。これを確認しながら練習や試合をしています。
(4)メモ帳を持ち歩く。
公式戦や練習試合では、必ず相手チームの分析や良い点をノートに書いて、自分のバレーボールの役に立てています。書いたメモの中に、成長への宝物が発掘されます。
(5)口ぐせを変える。
マイナスな言葉が口ぐせになっているとバレーボールはうまくなりません。「プラス思考」「ポジティブシンキング」が辰巳ジャンプの子どもたちの合い言葉になっています。「できない」という言葉は禁句。「できない」ではなく「やってみる」を口ぐせにする努力をしています。
(6)迷った時には勇気がいる方を選ぶ。
私が大学生時代に先輩から教わった言葉に「迷ったらアクセル」があります。どうしようと迷った時にはブレーキをかけるのではなく、一歩前に進むことを教えています。だからこのブログのタイトルが「一歩いっぽ・・・前に前に」となっているのです。
(7)1日10回「ありがとう」を言おう。
小学生バレーボール界全体の合い言葉が「ありがとう」です。バレーボールの練習や試合をするために、親や指導者、大会の役員の方々など、多くの人たちの支援があってこそ活動できます。そのことに感謝の気持ちを持って活動していれば、上達も早いはずです。
(8)絵を好きに描いてみる。
辰巳ジャンプの子どもたちが書いている練習ノートには、たくさんの「絵」が描かれています。優勝したイメージ、スパイクを決めたイメージ、ナイスレシーブのイメージ、世界一のチームになるイメージなど。これもまた自分を変えていくイメージ作りになるわけです。
(9)自分からあいさつをする。
・どのチームよりも早く、大きな声であいさつをすること。
・体育館に入る瞬間に自分の脳にスイッチを入れるイメージであいさつをすること。
・気持ちのこもったあいさつをすること。
・誰もが応援したくなるような振る舞いをすること。
このようなことを指導し、心がけるようにさせています。
(10)自分の気持ちを言葉で伝える努力をする。
自分が今何をしたいのか、してほしいのかを言葉にして伝える努力をコート内でするように徹底しています。だまってバレーボールをしていたら、コートから出されるのが辰巳ジャンプです。
本の中から10項目を抜粋して、チームの活動に合わせて紹介しました。読みやすい本ですから一読することをお薦めします。大人でも自分の行動をポジティブに変えることに役立つはずです。