
今日は夕方から辰巳ジャンプの練習でした。
5年生は2泊3日の林間学校で、今日、新潟から帰ってくる予定だったので、ほとんど休むだろうと思い、3年生中心に「アンダー10大会」の練習をしようと思っていました。私が学校外の道を体育館に向かって歩いていると、校庭では林間学校から帰ってきたばかりの5年生たちが解散式を終えて、まどろんでいるところでした。
ところが!
体育館に行くと、すでに2人の5年生がコート準備をしている。ご家族がバレーボールの道具を持ってきてくれたようで、林間から家にも帰らずに体育館に来たのです。
さらに帰宅してから練習の用意をし、次々とかけつける5年生。結局、7人が練習参加してきました。
この高いモチベーションに、指導する私は感激しました。
遠くまで旅行をしてきて疲れていないわけないのに、真っ先に練習にかけつけてくる。まるで「いざ鎌倉」と将軍の元にかけつけてくる武士のように。この状況は、江東区優勝チームになった6年前のチームと同じです。「何があってもまず練習」という姿勢があれば必ず強いチームになります。
5年生の子どもたちからお土産までいただきました。
みんなでおこづかいを出し合って買ってくれた写真のキーホルダ-。
「必勝」「バレー道」と書いてあります。
何が何でも強いチームにしてあげなくてはなりませんね。
さて、アンダー10大会に出場する3年生チーム。
今日はポイントが決まった時の喜び方をたくさん練習しました。
そんなのバレーボールの練習なのかと思う方もいるでしょうが、チームで動いているスポーツなので、呼吸を合わせることもすごく大事なのです。また、一部の経験者だけがプレーをしているのではなく、チーム全員が積極的にプレーに参加するためには、ポイントを取った時の喜び方、かけ声のかけ方を練習することでチームの主体者(レギュラー)に育っていくのです。
バレーボール経験の浅い、ほぼ初心者チームの3年生ですが、サーブだけは上級生よりも確率が高い。100本打ったうちの100本を成功させる子が2人いるので、U10大会でもサーブだけで勝負することになります。
次に、今日はネットの具合が悪く、195㎝の高さで練習をすることになってしまいました。偶然にもこれが良かった。5㎝低いことで、3年生のサーブは日頃よりパワフルで、5年生がカットに入ってもキリキリ舞いする場面がたくさんあった。5年生は低めのネットでスパイクを思い切り打てていた。ネットの高さを下げたり上げたりして対応力を鍛える練習はよくありますが、この夏休みは低めのネットを使って、厳しい球道の攻撃を守りきる練習をくり返してみると良いかもしれないと気づかされました。
もう半年もすれば、5年生の身長も伸びて、レベルの高い攻撃をすることができるようになる。その時のために、辰巳ジャンプはこんなことができるチームになれるんだというイメージを作っておくことも大切だと思います。
面白いヒントをもらった今日の練習でした。
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