
桜が開花しました
理科の観察のひとつとして、桜の枝を少しだけ折ってきて、教室のメダカ水槽の中で育てていたものです。
育つかな?
すぐに枯れてしまわないといいな。
そんな気持ちで子どもたちと一緒に見守ってきました。
ツボミがふくらみ始めては、
「先生、ツボミがふくらんだよ!」
それが大きくなると、
「いつ咲くかな~?」
と心を踊らせながら。
今朝、教室に入ると、
「先生!サクラが咲いたよっ!」
と、嬉しそうな声。
どれどれ?と見に行くと、かわいい花がまるで「おはよっ!」と言っているかのように、顔を見せてくれました。
生命って不思議だし、素晴らしいし、美しいですね。
カントが唱えた価値には「真・善・美」があげられていましたが、こんなに小さな桜の花にも、これまで楽しみに見守ってきた子どもたちの心が宿ると、「美」というものはとても大きな価値なんだなぁと思ってしまいます。
桜って、た~くさんの花を咲かせて、『満開』がきれいというイメージがありますが、こうして教室の片隅で、ほんの少しだけつつましげに花を開く桜も何とも言えない愛らしい美しさがあるものですね。
そうそう、こういう時こそ俳句を一句詠まなくてはなりませんね。
いちりんの 桜の花咲き みな笑顔
あたたかな 心の花咲く 桜咲く
おはようと 桜の花が ほの白く
どこよりも 早咲き桜に 幸福感
読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。

![]() | マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス) |
クリエーター情報なし | |
小学館 |