保護者の思い・・・読み聞かせ 平成22年度② | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ)
レイフ クリスチャンソン
岩崎書店

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昨日の保護者の方による読み聞かせは、私も1年に1度は道徳の授業で使用する書籍「わたしのせいじゃない」でした。この本が日本で出版された1996年当時、スウェーデンの教育に活用されて成果が上がっていると知った私は、即座に教材化しました。子どもの集団内で起きているいじめに関して、「みんなでやったんだからわたしのせいじゃない」ということを言い続ける内容です。そして絵本の後に続く数々の社会的な問題を象徴した写真が心に響きます。
教師は持っていた方が良い本です。

「今回、なぜこの本を選んだのですか?」
という私の問いかけに、ママさんはこう答えてくれました。
「3年生の時に、松谷みよ子さんの『わたしのいもうと』を読み聞かせました。その続きとして、人とのかかわりを大切にしてほしいという思いを伝えたくて、この本を読みました。」

保護者の皆さんによる読み聞かせは、単に読書に親しむだけでなく、読んで下さった方の『思い』がこもっています。それはおそらく10年後、20年後、子どもたちが大人になった頃にじわじわと影響を与えていくにちがいないと私は思います。

わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)
松谷 みよ子
偕成社

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