3Dを禁じる!!! | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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イノッチ車を運転しながらラジオを聴いていて情報が入ってきました。そんな時、すぐに車を停めて、携帯メールを送って自分のPCに記憶をさせるということをする井上です。

今回、私のアンテナにかかったのが「3Dを禁じる」ということです。3Dとは、「だって」「どうせ」「でも」という3つの枕詞です。ラジオを聴いていて、ウンウン!まったくその通り!!!と車の中でひとり盛り上がってしまいました。

番組の内容は、「めんどくさい女性」の特徴として「3D=だって、どうせ、でも」を話題にしていましたが、これは女性に限らず人間全員に通じると思いました。

この言葉を一番言うのは誰でしょうか?
それはですね! 子どもたちですよ!
よ~く観察してみて下さい。必ず言いますよ。

3つのDのうち、小学校の担任としては絶対に言わせてはならないのが「どうせ」です。この「どうせ」という言葉は、自尊感情が最低に下がっているバロメーターと考えて良いのではないでしょうか。

「どうせやってもできないよ。」
「どうせ怒られるに決まっているよ。」
「どうせ自分はダメなんだ。」
「どうせ自分は嫌われているんだ。」
「どうせこのクラスはまとまらないよ。」

考え出せば、いくらでも出てくるこの子どもからの言葉。担任は敏感に反応し、全力を挙げて励まさなくてはなりません。そして、気をつけなくてはならないのは、この「どうせ」という感情を万が一でも教師という仕事をしている人間が思ってはいけないということです。

「人間だからそういうことを思うのも仕方ないよ。」という先輩もいましたが、これだけは絶対にダメですっ!!! 教師は「どうぜ」という言葉をこの世から消去しましょう!


しかし、いったいいつの時代に「どうせ」なんていう自尊感情を一気に下げる言葉が生まれたんだろう???
日本人全員が協力して、「どうせ」を言語界から消したいなぁ!