マインドマップで3年生の「クラス目標」を考える | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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この記事の写真は、私のクラスのものではありません。私は今年度、4年生の担任となりました。この写真は3年生のクラスで行われた授業の記録です。

学級始めにクラスのみんなで目標を考える時に、グループマインドマップを活用したそうです。当然ながら、意見は次々と出て、止まらない状態になったそうです。もはやマインドマップを活用して話し合い活動をするということの効果は明らかに大きいです。それは私の勤務校で、12学級中6学級が実践をし、100%その成果を担任が感じております。毎回、私のところに、
「井上先生、子どもたちの発言が止まらなくなりました!授業をしていてこんなに楽しく話し合い活動をできるなんて、すごいですね!」
という報告をいただきます。


さて、この「学級目標マインドマップ」で授業をしている時に、担任はひとつの壁にぶつかったようです。それは、
模造紙に書いていく時に担任として上手にカテゴライズできない。
という悩みです。次々と続く子どもたちの意見を書きとめていくことで精一杯で、上手に整理して書けないというのです。

私からはこのようにアドバイスしました。

①授業中に子どもたちの意見をうまくまとめてカテゴライズするには、マインドマップに熟練して「脳内マインドマップ」を描けるくらいにならないと難しいかもしれない。(「iMindMap」を活用すると授業中に修正しやすいので、私は最近、話し合い活動ではほとんど「iMindMap」を使う。)

②そこで、授業中にたくさん出た意見を、授業後にもう一度整理しなおして、『清書マインドマップ』をかいた方が良い。

③特に今回は「学級目標」というクラスの根幹にかかわる重要なテーマなので、担任として全力投球の『本気マインドマップ』にする。そしてそれを教室の中で、一番見やすい位置に掲示しておく。そうすると子どもたちは意識的にも無意識的にも、マップにかかれた情報を目から潜在意識に取り込んでいくから、描いた通りのクラスになる。


3年生のクラスもどんなに素晴らしいクラスになるか、楽しみになってきました。



昨年度は担当学年を立派に卒業させることに全精力を使っていましたが、今年度は3~4年生全体をグググ~~~っと引き上げていくことに力を注ぎたいと思っています。

『人類最強頭脳のウルトラ中学年』を目指します。