![]() | あの路 山本 けんぞう,いせ ひでこ 平凡社 このアイテムの詳細を見る |
今日の朝、6年生保護者の皆様の「読み聞かせ」がありました。
4名の方に来ていただき、卒業前、最後の読み聞かせを4名交代でやっていただきました。その本が上記の「あの路」です。
読み聞かせボランティアの方々は、6年生が2年生だった頃から続けてくださったということで、2,3,4,5,6年と約5年間も毎週金曜日に本を読んでいただいたわけです。本当にありがとうございました。
今日、本を読んでいただいた後、その思いを4名の方に語っていただきました。
「読んでいる私が勉強になりました。」
「皆さんの様子が分かって嬉しかったのです。」
「本を読む楽しみを知りました。」
「この活動を通して、私が成長させてもらえました。」
「みんなの成長していく姿を見ることができて嬉しかったです。」
「選らんだ本が良くなかったと反省したり、感動的な本だったと喜んだり、そうして悩むことが今思えば嬉しかった。」
このような言葉を子どもたちに残して下さいました。
「読み聞かせボランティア」・・・・・素晴らしい活動です。
ご自分のお子様だけでなく、学年の子どもたち全員を相手に本を読んで聞かせるという活動は、参加された保護者の皆さんを「人のために行動する」という高いステージに導いていたわけです。そう考えると、この活動で最も成長したのは、子どもたちではなく、参加された保護者の皆さんなのかもしれませんね。
「保護者の成長」=「地域教育力の向上」です。
担任する私は、保護者の皆さんの言葉を感無量で聴いていました。
私はこの1年間しか担任していません。
読み聞かせボランティアの皆さんは、5年間も、ずっと子どもたちに寄り添って下さったのです。ありがたいことです。世界一の模範の活動です。