研究授業のご案内 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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江東区小学校教育研究会の研究授業は江東区報でも予定が流され、一般公開をしております。
私の所属している情報教育部では下記の内容で7月1日(水)に国語の授業を公開します。どうぞご参観下さい。



(日時)
7月1日(水)13:45~17:00
13:45~14:30 研究授業
14:45~16:30 研究協議会
16:30~17:00 情報教育部打ち合わせ

(会場)
江東区立香取小学校
江東区亀戸4-46-22

(研究テーマ)
『情報を適切に活用できる児童の育成』
 ~新学習指導要領導入に向けての研究~

(授業内容)
井上が授業をするのではありません。お隣の6年2組担任が行います。

国語 『森へ』(星野道夫 著)

「音」情報を授業に活用して、言語イメージを広げていくような授業を目指します。「サウンドスケープ」という音環境を思考する考え方を活用し、聴覚から言葉につなげることで言語感覚を高めていくことをねらっています。
もちろんマインドマップを使うことによって、学習者に多くのイメージを広げていくことをしていきます。

『森へ』という作品は、五感をすべて使って読んでいくことによって、読者のイメージを高めていくことのできる教材だと考えています。ここに「音さがしの本」で提案されている100のワークのうちからいくつかを選択して、計画的に指導をしていくことによって、児童の脳に耕され鍛えられる「音へのアンテナ」。そのアンテナを使って言語感覚を高めていくような授業を行えないかと考えています。

江東区情報教育部は、新学習指導要領で大きなウエイトをしめている「思考力」「判断力」「表現力」を高めるための授業を研究していくことになっています。

かなりのチャレンジ授業になりますが、新しい時代の教育を目指して研究していこうと思っています。

(講師)
江東区教育委員会指導主事の先生を予定しています。



なお、江東区情報教育部では、この授業を受けて、11月にも「サウンドスケープ」活用授業を行い、2回の授業を通して研究したことをまとめていくような形で、12月2日(水)に私・井上が宮沢賢治の『やまなし』を教材にして、「マインドマップ活用」「サウンドスケープ活用」「五感フル活用」の授業を行う予定です。
ただし私の公開授業に関しては、半年後のことですから、その間の研究によって内容が変わることがあります。



※参観を希望する方は、事前に連絡を下さい。
(連絡先)江東区立香取小学校 03-3684-4306 井上光広まで


【この授業を理解するための本】
森へ (たくさんのふしぎ傑作集)
星野 道夫
福音館書店

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音さがしの本 ≪増補版≫ リトル・サウンド・エデュケーション
R.マリー シェーファー,今田 匡彦
春秋社

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世界の調律 サウンドスケープとはなにか (平凡社ライブラリー)
R.マリー・シェーファー
平凡社

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へんな言葉の通になる―豊かな日本語、オノマトペの世界 (祥伝社新書)
得猪 外明
祥伝社

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トニー・ブザン 頭がよくなる本
トニー ブザン
東京図書

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トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
トニー ブザン
東京図書

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思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房

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