
一生懸命に練習し、「先生!アンダーを○○回やるから見ててね!」という視線を送ってくる子どもたちに癒されている井上です。
まだまだ初心者の域を出てはいない子どもたちですが、その上達ぶりには感心しています。サーブが入るようになったり、パスをつなげるようになったり、少しずつバレーボールに近づいてきました。
そこで今日は、井上流の「チャンネル切り替え式練習」に入ってみました。
3分間、猛スピードで練習し、すぐに次の練習に切り替えていく。これで多彩な動きを身につけること、スピードやリズム感を養うこと、数多くボールに触れること、集中力をつけること等々をねらっています。
これでラリーが続くようになると、面白くてもっともっと練習したくなります。そうなれば対外試合を組んで、広い世界に出してあげられます。他のチームとの交流で経験することは、バレーボールだけでなく、相手に対する礼儀であったり、自分の身の回りのことは自分でするという自立であったりするわけです。
さらに自分のチーム以外にも友達ができたり、ライバル心も生まれたりします。刺激をしあえる仲間との出会いはすごく大事です。
小学生スポーツで子どもたちが生きる力をつけるためには、対外試合は必需品だと感じています。試合に出なければ、伸びようとする子ども達の芽をつぶしてしまうことにもなりかねません。1日も早く対外試合に行けるように指導をしているつもりです。
辰巳ジャンプの子ども達のことを私は「たつみっこ」と呼んでいます。たつみっこがいろいろな学校の体育館で、はじけるようなワクワクする試合を見せてくれることを保護者の皆さんは楽しみにお待ち下さい。