朝礼でのチャレンジ変更 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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私は全校朝会の「日直の先生の話」というものをかなり重視しています。なぜならこの“お立ち台”に立てるのは、年に1~3回といった少ない回数であり、しかもここで強く印象に残るようなことをすれば、全校の児童を良い方向に導くきっかけになるからです。
たった3分の持ち時間の中、最高のパフォーマンスを見せられるかどうか、毎回毎回深く考えてしゃべっている。

実は昨日、その「日直の話」の当番でした。
そして、2ヶ月前から練ってきた構想がありました。

「朝礼台の上でひと言もしゃべることなく、目標も記憶させ、そして校舎への入室まで誘導する」ということを考えていたのです。しかしそれをやめました。(やめたのでその内容は非公開にします。)

やめた理由は、こどもたちの話を聞く姿勢が整っていなかったからでした。このままこの空気を放置すると1週間の流れが悪くなると判断し、別の手法で集中状態を作り出しました。

何をやったかというと、朝礼台に上がってから1分間無言で音をたてず、落ち着きのないこどもに視線を送っていただけです。この“冷徹モード”に入った時の私はこどもが何人いようとも妥協せずに、全員に話を聞かせる状況にします。

以前、バレーボールの掲示板に書いたことがありますが、こどもは「静寂を恐れる」ものだと私は感じています。朝礼台の上で話をするはずの私が、ず~っと黙っていることに耐えられるはずはありません。ゲシュタルト心理学をちょこっとだけ使ったことにもなります。

あとは五感にうったえる目標の覚え方を紹介して終わり。
せっかく勤務している学校ですから、こどもたちが少しでも高いレベルに育ってほしいと強く思うわけです。


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