今日は「仙台市戦災復興記念館」での小学校教員向けマインドマップ体験会で実践報告をさせていただきました。過去3回の体験会(浦和・大阪2回)で出された質問をヒントにさせていただき、コンテンツを改良して実践報告をしました。(井上のポリシーで、同じ授業は2度としない、同じ話はくり返さないというものがあるもので・・・)
4回目にもなりますと実践報告の流れがこなれてきて、少しは高い点数をあげられるかなぁと自己評価しています。
当ブログにいつもコメントをくださる青森県のマインドマップ授業実践家「クマヤ先生」にもひと言、実践報告をしていただいたことも、これまでにない参加者への刺激になりました。私の学級だけでなく『どの学級が使っても同様の成果を出せる』という証明になったのかなと感じました。

東北の先生方のモチベーションはとても高かったと感じています。
50名を超える参加者の中で、すでにマインドマップを実践していらっしゃる方が10名を超え、マインドマップという知識がある方を合わせると半数近くが既知のものでありました。
今後、素晴らしい教育成果をあげる先生が、今日の参加者の中からたくさん出てくるだろうと確信しています。
さて、ちょっと裏話です。
今日はお昼を食べるのに少々時間がかかってしまって、一緒に行った先生方が午後の部に間に合わない状況になりそうでした。そこで、遅れても問題のない私は歩いて帰り、他の先生はタクシーで戦災復興記念館に戻っていただきました。
その私の帰り道の出来事です。
何となく急ぎ足で歩いていると、右手に史跡的な建物がありました。

早く戻らなくてはならないので、始めは通り過ぎましたが、どうしても気になるので戻ってみました。するとその建物は「土井晩翠」先生の草堂だったのです。土井晩翠先生といえば、有名な『荒城の月』の作詞をされた方ですが、私自身はその歌詞ではなく大好きな『星落秋風五丈原』の詩が脳裏にたちまち蘇ってきました。
(あ~!これは意味があって昼食が遅れたんだ!)
とあくまでもポジティブシンキング(笑)。倒れてもただでは起きない(笑)。
さっそく足を止めて、お宅の中に入ってしげしげと社会科見学。
ラッキーなことに、見学者は私一人。職員の方がていねいに説明をしてくださり、土井晩翠先生の過ごしてこられたお姿を忍びました。

【草堂を外から見た写真】

【草堂の中・・・晩翠先生が休まれていたベッドです】
たった10分間の滞在でしたが、かなり心を動かされたので、すぐにマインドマップに描きました。
それがこの画像です。

心に染みるようなことに触れた時、自分はこのタッチのマインドマップを描きたくなるんだということを今日、メタ認知しました。
さて、来週はいよいよ本拠地・東京での体験会です。
元気一杯、頑張っていこうと思います。
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