今年4月にはチームのメンバーがいったん初心者状態になるので、何から何まで作り直しになります。しかし、それは大きな意味があります。
私が異動してからのこの2年間はチーム運営が混乱状態で、私自身、チームの解散まで考えていました。実はこの私が感じていたイメージがチーム力を引き下げていたことを昨年の10月に気づきました。
気持ち切りかえ!切りかえ!
辰巳ジャンプの今年のイメージは「再生」で行こうと思います。
生まれ変わるのです。
チームも監督の私自身も。
そう決めたとたんに、新しいメンバーが増えてきましたから、やはり監督の考えるイメージの影響は大きいと言えましょう。
さて、新しく入ってきた子どもたちのために、バレーボールの練習について少し書いておきます。
今はバレーボールを始めたばかりですから、じょうすにアンダーハンドやオーバーハンドができるなんてことはありません。それがすぐにできると思ってはいけません。バレーボールは「ボールを床に落としてはいけない」という、むずかしいスポーツです。ふつうに練習できるようになるまでに時間がかかります。
これは自転車に乗れるようになることと同じです。
自転車に始めからスイスイ乗れる子はいません。みんな何度も何度も転んで、何度も何度もチャレンジして、転ばない距離を伸ばし、ある日とつぜんスイスイと乗れるようになるのです。脳の神経がつながる瞬間です。
お手玉を使ったジャグリングも同じです。
右左右左というリズムを頭で理解していても、自分の手は思うように動いてくれません。声に出して数えたり、何度も失敗をくり返しながら、だんだんできるようになります。
バレーボール技術も同じで、はじめは全然できません。
半年もがんばれば、かなりできるようになります。
じょうずになるために一番良いことは、自分の家で毎日ボールをさわって練習することです。みんなとバレーボール遊びをすることです。そうしていると知らないうちにじょうずになります。
新しく入った2年生のみなさんにはボールもあげたわけですから、練習のない日にもアンダーとオーバーの練習をがんばってやってみてくださいね!
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