
9月19日に参加した「ルー・タイス氏 来日記念講演会」で聞いた内容をマインドマップ化したものです。
講演会の内容は、ほとんど「PX2」という学習プログラムの宣伝だったのですが、私にとってはそんなこと大したことではなく、不勉強な私がたった1月半前に初めて知った「ルー・タイス氏」に早くも会えたことがすごい。タイス氏の最も有名な著作が「望めば、叶う」なわけで、まさに「望んだら、叶った」のが今回のタイス氏の来日講演会なのでした。
はっきり言って、自分自身に「いったいどうしちゃったの???」と問いかけたいくらいなのですね(笑)
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さて、それではマインドマップの説明に入りましょう。
(セントラルイメージ)
「PX2」というプログラムが強烈に印象に残ったことと、BWJ(The Better World Foundation(R))のミッションが「世界の青年を結びつけたい」ということなので、このイメージになりました。
(1)BWFのブランチ
子どもの夢を育み、可能性を開いていくためにBWFが存在している。その手法として「PX2」というプログラムがある。これは最新の脳科学や認知心理学を活用して組まれている。「PX2」の世界の代表がルー・タイス氏で、日本は苫米地英人氏が中心になっている。苫米地氏はオウム真理教事件解決に向けて「脱洗脳」を担当してきた脳科学者である。
(2)スコトーマのプランチ
スコトーマとは「盲点」という意味である。人間は条件付けによって、見えるものを制限している。実際には見えていても、自分の意識によって見えなくなるものがある。それがスコトーマ(盲点)である。これを見える化することで、自分の可能性を広げることができる。
(3)マインドのブランチ
マインドとは日本でいう心ということではなく、「脳の機能」をマインドと言っている。脳はどのように動くのか、どのように働くのか、どのように学んだら効果があるのかということを理解することで、スコトーマを変えることができるようになる。
これまで親や学校の先生から教えられてきた既存の価値観が、これからの時代では全く通用しなくなることが予想される。既存の価値観が自分自身のマインドのブロックとなって、必要な情報を遮断してしまうことが起こるかもしれない。だからこそマインドを変えることが必要になってくる。マインドを変えると、自分にとって必要な情報が見えてくることが増え、情報をキャッチし、「あー!そうか!」「あー!ラッキーだな!」と思わず口にすることになるだろう。
人間は自分自身を安心させる「快適ゾーン」に戻りたがる。しかし「快適ゾーン」に留まると、成長していけるはずに自分の可能性や人脈、能力を閉じることになりかねない。勇気を出して新しい世界に飛び出してみることが大事だ。
(4)自分のブランチ
自分はなりたい自分を自由に選ぶことができる。人から与えられたものではなく、自分自身の責任において自由に選ぶことができる。自分の責任において、夢をいだき、生活を向上させ、収入を増やし、未来を開いていくことができる。
自分を信じることによって、信念を強化し、自分自身の夢をコントロールすることができるようになる。そして自分がいかにすごい人間なのか、いかにすごいことができるかということに気づくことができる。自分を信じることで、非常に高い能力を発揮するようになる。
(5)目標のブランチ
適切な目標を設定することで、自分自身が見えるようになる。そして自然に動機付けができ、自分を高めようとする行動が始まる。
目標は自分の夢を生み出すことができる。夢は知識欲や熱意、意欲といったものを呼び起こす。
スコトーマを意識し、視点を「目標からの視点」に変えることで、自分の置かれている現状の見方が変わる。また周囲の状況を見る目も変わってくる。見えなかったものが見えるようになることで発揮されるパワーはとてつもなく大きくなる。
(6)時代のブランチ
これからはイマジネーション(創造性)の時代になる。
アメリカの予想では、2010年に人気のある職業ベスト5はすべて、2005年には存在していないであろうということだ。またこれまで以上にインターネットビジネスが大きくなるだろう。
中国の将来を見通してみると、もうすぐ英語を話す人の数が世界1になる。さらにIQの上位(25%くらい)の人口が北米全土の人口以上である。
Googleの検索は月に28億サーチという数字が生まれている。21世紀は高度情報化社会なのである。現在の1日分の情報量は18世紀の人間の一生分もある。また、1年分に流通している情報量は人類5000年間の情報量よりも多く、さらにそれが毎年、倍加している。
2010年には、72時間ごとに2倍の情報が流され、2年もたてば情報が古くなる。記憶というものがまったく意味のない時代になるかもしれない。大学に入学して学び始めたことが、卒業もしないうちに古い情報になってしまうということだ。
こうした時代に対応していける人はどんな人だろうか?
それはマインド(脳)の使い方(リテラシー)をしっかり理解し、これからの時代に適した学び方を身につけている人である。学び方を知らない人はまったく追いつけなくなる時代が来る。
ここでマインドマップとは離れるが、苫米地先生が話していたことも印象的だったので紹介したい。
人間の脳を100%フル活用した場合に、それを電力に換算するとどのくらい必要かを計算した方がいるそうで、その計算によると「原子力発電所1基分」必要なのだと。だからもし100%脳を使える人が現れたら、その人はたちまち餓死するしかないだろう。それだけ(原発1基分)の可能性が脳には蓄えられていることを知ることが大事だ。
「ドクター苫米地ブログ」
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私は不思議なことに、この日の朝の通勤途中で「望めば、叶う」を読み、読んだところそのままをルー・タイス氏の講演で聴くことになったのです。どういう偶然でしょうか?きっと偶然ではなく、私の脳内アンテナが情報をキャッチできたんだと思っています。
夏休みの間に「アファメーション(肯定的自己宣言)」というものも学び、マインドマップで見える化した自分にアファメーションをかけると、想像もできないようなパワーが生まれると感じています。
今年もあと3ヶ月強となりましたが、ここに書いたことを試してみる3ヶ月となるだろうなと予想しています。
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この本、私が購入した時には四千円台で買えましたが、来日後の今は9000円まで値が上がっていました。ビックリ!ビックリ!
なんというタイミングで自分は学び始めたんだろうと本当に不思議でなりません。


