人間とは、一歩一歩進化するのではない。ある時にいきなり、それまでに努力をし続け、積み重ねてきた力が堰(せき)をを切ったように急激に進化するのだ。
新チームを見ていて、そんなことを思わせられます。
私は今、とても大切な勉強をさせていただいているのかもしれません。
6年生の大会が終わりチームが切りかわった頃、私の中では2年間の激務で身も心もクタクタに疲れきり、新チームどころではありませんでした。ところが新チームの子どもたちは、どん欲に指導を求めてきました。12~1月の間のこの掲示板過去ログを読んでいただければ分かりますが、子ども達からの質問につぐ質問が続きました。簡単に答えているように読めるでしょうが、私も「指導を求めてる子」には真摯(しんし)に応えたい。質問のたびに様々な資料を読み返し、新しい指導を追い求め、返答してきたわけです。
今、これまでに積み重ねた涙ぐましい努力は、次々に花開きつつあります。さらに一歩上のレベルに行くためには再び壁にぶつかり、それを乗り越えていくことを何度もくり返さなくてはなりませんが、きっと頑張りぬいてくれることでしょう。