子どもの頃の話です。
恩ある両親、地域の方々といっしょに暗唱した詩があります。
21世紀まであと30年。
その時君たちは、人生の最も充実した年代になっている。
未来はすべてが君たちのもの。
それを決して忘れてはならない。
新しい時代の鐘を鳴らすのは、君たちしかいない。
そのために勉強しよう。そのために体を鍛えよう。
失敗もよし、苦しみも 悩みも 喜びも 希望も
すべて未来のための財産だ。
どんなことがあっても くじけてはならない。
退いてはならない。
本当の人材は、名もない庶民の辛苦の青春の中に
はぐくまれていくものだ。
君たちよ 大木となれ、勝利の花を爛漫と咲かせ 実を結べ
ひとたび君たちが立ち上がった時には、時代の相は一変してしまう。
君たちは 平和の旗手だ。逞しい担い手なのだ。
世界の友だちと手を取り合って、どこまでも「平和」の二字を貫いていこう。
子どもの心に焼き付けられた周囲の期待、希望は、恐ろしいことに
いまだに私の「生きる力」「指針」となっています。
21世紀を迎えた今年が一応の区切りです。区切りをつけなくてはならない。
次は2030年を目指してのスタートを切ります。
辰巳から出て、「世界」を舞台にしたいと思っています。
私個人の今の目標です。