金刷り③ | 保存版印刷虎の穴

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質問ですが、金銀の特殊印刷って、UV以外にありますか?

以前タ○の賞状のキン刷りをルーペで覗いて、ホームページで得た情報では、特殊印刷をされてるらしいんですが、、、

ルーペで金刷り部を覗くと、銀しか見えないのですが?


ジョリー 投稿日:2016年 2月 7日(日)21時54分24秒

 

●硬貨で削ると当たりが!?みたいなスクラッチくじの印刷は
遮蔽率の高い金銀でよくやりますよね。
あれって塗膜の厚みが必要なのでオフセットのワンパスでは
印刷できなかったという記憶があります

ルーペでみてもそりゃ銀というかアルミしか見えませんよ
メタリックインキの多くがそうだったような・・・


元印刷営業 投稿日:2016年 2月 8日(月)08時15分57秒

 

●単に金色ぽい黄土色の印刷ではなくきちんと金インキで
印刷する事が特殊なのではと・・・
後は上にニスかけるくらいしか思いつかないです。


元印刷営業 投稿日:2016年 2月 8日(月)08時19分39秒

 

●賞状の金って、昔は色々、有ったんですよ。
今でも時々見ますが「着け金」とか言うやり方で、
金粉を振り掛けて、金の絵柄を作るってのが
賞状の場合は一般的でした。

あとは、金箔を貼るとか、隆起印刷とか、
スクリーン印刷ってのも有りますよね。
まぁ、一番ショボイのが、オフの金でしょうね。


成田祐司 投稿日:2016年 2月 8日(月)11時57分31秒

 

●この話題をさせて頂いたのは、我が社に金刷りと墨にしょくでの賞状の仕事が来まして、金は共通で、墨部は5種類程度版の打ち返しがあり、通し枚数も少ないことから、ひょっとすると墨はお客様のプリンターで出力になるかも、という内容でした。それで、我が社では昔より金は二回通しで印刷していたので、そういった濃い印刷の物をプリンターで通すことにより、トラブルが起きないかなと心配していたのです。結局は全て印刷機に掛けて納品したんですがね。印刷する前に、我が社の営業さんから参考にと頂いたタ○さんの賞状が、ルーペで見ると、銀と銀の周りに黄色っぽく滲んだ様な物が見えました。ホームページを覗くと、タ○さんのオリジナルなのか特殊印刷しているとこ記載があり、興味を持った訳です。
今回の仕事にあたり、自分が刷った赤口の金のものと、先方さんからの見本の金を比べ、色味が赤くないので青口の金で印刷してみましたが、、、全く色味が合わずに苦戦してた模様です。(他のオペレーターが単色機で刷っていたので)結局橙色を混ぜて、色味が合わないながらも先方さんにお伺いの上、許可を頂いたみたいですが、、、メーカーにより(顔料の形状とか?)発色(キラキラ具合?(;^_^A)の違いはあるのかなと思っていましたが、こんなにも色味も変わってしまうものなのだと痛感しました。ま、金刷りの経験も少ないのですが(;^_^A


ジョリー 投稿日:2016年 2月 8日(月)12時44分58秒

 

●>タ○さんの賞状が、ルーペで見ると、銀と銀の周りに黄色っぽく滲んだ様な物が
手元に金刷りの刷り本がないので何とも言えませんが、
金の下に黄色や黄土色等で地色を印刷してから上に金を
刷っているとかではないのでしょうか?


元印刷営業 投稿日:2016年 2月 8日(月)17時11分15秒

 

●写真を撮ってきましたので。携帯のカメラに25倍ルーペで撮ってみました。見難いですが。


 

振り金は言葉は聞いたことがあります。言葉から感じるイメージと、会社の大先輩に聞いた話では、接着剤の様な物を印刷した後、上から振りかけるのかな?と思っているのですが。
オフセット印刷の金は、なんかこう、のっぺりとして光沢があまり感じられませんね。

ジョリー 投稿日:2016年 2月 8日(月)19時30分34秒

 

●私も振り金どうやってやるのか気になったのでググったら、なんとなく近そうな答えが保存版の方にありました

  金下インキという特殊インキがあります。インキを印刷した
  直後に金粉(真鍮粉)を振り、インキを接着剤代りに使用す
  る印刷(振り金)です。この金下インキは、上から振る金粉
  の色に近づける必要があるのです。そのため色合わせの現場
  では、金粉をルーペで覗きながらの作業となります。これが
  なかなか合わないのです。苦労しました。
http://ameblo.jp/innsatsutoranoana/entry-11571593537.html

でも、どうやって振りかけるんだろ?手で?パウダーの代わりに金粉入れて?まだ謎です、、、

> オフセット印刷の金は、なんかこう、のっぺりとして光沢があまり感じられませんね。

うちの金は赤口と黄色混ぜてる物が昔から使われているので、なんか金粉少なめで豪華さに欠けるんですよね~
前に教えてもらった光沢メジウムで少しはマシになったんですが、、、


バリバリきいさん 投稿日:2016年 2月 9日(火)04時39

 

●金下インキという時点で、すでにイメージが追いつきません(;^_^A

勝手な想像ですが、茶こし?の様なもので、上から振りかけるのかな?と、、、
余った金粉はポイ?回収?するのかな?

ちなみに上げた写真は既製品の、プリンターでも使える賞状のものですが、振り金ではなさそう=金粉が散らないから、プリンターで通しても汚れない?と想像してます。
過去大昔に既製品の賞状に墨を印刷機で刷ったことはありますが、ブランケットに金粉がべったりと(T_T)
振り金のものも、プリンターで使える賞状も光沢は素晴らしいものがありますが、オフセット印刷では、光沢の再現には限界があるのでしょうか。
連続給水で印刷(2回刷り)で印刷した時は、絵柄の大きさも大きかったですが、もう少し光沢が得られたと思っていたのですが、今回モルトン機で、2度3度と重ねても光沢どころか、どんどん黒ずんでしまったので、給水方式によっても違うのかな?と勝手な想像。

ジョリー 投稿日:2016年 2月 9日(火)07時16分54秒

 

●我が社の場合は透明黄で10枚ほど印刷して綿花(薬局などで売っているもの)に金粉を付け叩くようにして金粉を付けます。その後スプレー缶のエアーで余分な金粉を飛ばします。一度に沢山印刷してしまうと乾燥して金粉の付きが悪くなります。この方法で市章などを印刷しています。


田舎の印刷工 投稿日:2016年 2月10日(水)18時24分35秒

 

●着け金(我が社では金着けと呼びます)、やってます。
年に1~2回程度でしょうか?官公庁関係の賞状でやっています。

手順としては、
①金インキを印刷する。(うちの場合は青口だったかな。それを数十枚ずつ)
②金粉(真鍮粉)を、ガーゼ等につけて直接手で軽く叩いて着ける。(こすらないように!)
③インキが乾いたら、掃除のハタキ?みたいな道具で軽く落として、終了。
先に賞状の枠のみ印刷して、賞状の文面は追刷りです。
そして、追刷りしたあとのブランが・・・大変です。金粉残って取れなくて。

あとですね、金粉の付け作業は外でやります。晴れた日を選んで。
風が強いと大変ですよ(笑)
作業着も金粉まみれになっちゃいます。
昔(っていってもそーとー前)ですと、専門業者がいたと聞いていますが、今はいないらしいですね。


アイビーエー86。 投稿日:2016年 2月11日(木)08時06分58秒

 

●振り金の枠は、メジウムを厚盛りでってのも聞いた事ありますね。
賞状用紙の印刷。
あれはブランを拭くのが一仕事ですよね。
あまりやりたくない仕事の一つです。


投稿日:2016年 2月11日(木)08時45分35秒