保存版印刷虎の穴

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掲示板印刷虎の穴→https://www.z-z.jp/?toranoana
ブログ内検索で、疑問などかあれば調べて下さい~


●1級技能士成田さんの

「ヤングのためのオフセット印刷雑学」続続編


(本体2,000円+消費税160円+送料210円 計2,370円)




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正編・続編もウッフン~




●『オフセット印刷のトラブル』

いんちきや 著 広島印刷研究会 2013年10月 発行




A4 142ページ 単色刷り 


無料(送料はご負担お願いいたします。)


この本に関するお問い合わせは、原田まで。
mp7300113@docomo.ne.jp
(携帯よりお願いいたします。)  


●よし

銀の紙(アートボール)を金紙にする時、調色する基本の色って何を混ぜるものなんでしょう?

私は的には、銀紙を金紙にするならオレンジを刷ればいいのでは?と思って、紅or金赤とイエローを混ぜているのですが、イヤイヤ!それだけじゃダメだろ!みたいなご意見あれば教えて頂きたいです。

例えば、少量の不透明色(白など)は必須だ!とか、それだけだと色調を変化させるの難しくない?とか。

色調の変化はイエローに対しての紅or金赤の量で出すものだと思っているのですが間違っているのでしょうか。

2025/9/3水16:27

 

●kazunori-1108

銀紙を金紙に⇒CMYの掛け合わせで表現する事が出来ますよ。
ターゲットの金に近付く様に網%は調整して下さい。
白はせっかくの銀紙の輝度が台無しになるので不要です。茶〜黄土になっちゃいますよ。

2025/9/3水20:20

 

●元印刷営業

銀色の紙、銀色の紙がなぜ銀色たるか、を考えると
基本はイエローになりますね。

川村インキさんは透明黄なんて呼んでるほど
黄色の透明度は高いので、銀色の輝きを阻害しにくいです。
それでもベタ刷りするとちょっと輝きが落ちるように
見えてしまうので、アミにしたりしますね。

あとはkazunoriさんがおっしゃられているように、
金の色味に合わせてC/Mを足すか別の版で印刷するか
そんな感じになるかと。
金赤だと、金というより銅っぽくなっていく感じが
あります。

Y80MかC5~10位じゃなかったでしたっけ・・・?

2025/9/3水20:49

 

●よし

Kazunori-1108様
元印刷営業様

返信ありがとう御座います

CMYでカラー再現って事ですか、なるほど。

白インキはやはり不要ですか。なぜ白かって思ったかですが、当社で金紙として入荷している金紙の銀フィルムが貼っていない部分(紙で言うところの寸伸び部分)の色がなんか白を混ぜたクリームっぽかったんですよね。

商品の要望的に特煉対応でしたので調色したというところです。カラーで金紙再現も試したことがなかったので勉強になりました。ありがとう御座います。

使用インキは以前褪色のクレームから褪色に対してビビり散らかしているので、耐光性の強いポスター系のインキをスタメン採用しながら調色しております。(商品が真っ赤な物と全体が紺藍で文字が金という。。。怖)

商品の状態的に金色には見えるようにはなっているのですが、どうもお客様の納得いく金色ではないようで苦戦しているといった状況でして^^;

色調の変化を紅or金赤の量で変化させていたのですが、シアンを混ぜるという事は試していなかったので試してみようと思います。
あと、網点にすると言うのも試した事なかったです。いろいろ試して今後に繋げます。

勉強になりました。ありがとう御座いました。

 

 

●正樹

フィルムレスが時代の流れですね…
しかしフィルムを必要と、してる業界
例えば『ゴム印』の業界がフィルムレスの投資出来るとは思わないです…
…レスに成ると
保守と言うカスリが発生するので
投資は現実味が薄れます…

2025/7/22火21:18

 

●バリバリきいさん

お疲れ様です。

正樹さんの話でゴム印の話があり、全然知らない世界だったので少し調べたら…

あれ?コレ3Dプリンターでいけるんじゃね?って思ったんですけど、ムリなんですか?

2025/7/24木18:48

 

●珍友樹

全く詳しくないですが
3Dプリンターでなんでも出来ちゃう
気がしますね。
未来はどこに?ってお題に対して
SF的な近未来な話も面白いですが
10年単位の現実的な話になると
ゴム印もそうだと思いますし
様々な印刷された物
そしてそれを作る為の人、材料、
機械、方法を統一するとか
仕組み化するのは、非現実的だと
思うんですよね。
そこで携わっている人だからこそ
知ってるとか体感している事って
いっぱいあるのでは!

2025/7/26土17:24

 

●UHP

大好きな3Dプリンタのお話が出たので。。
いろいろな造形方式がありますが、ゴム素材はゴムライクか
シリコーンゴムしかまだないですし、かなり高価で
ゴム印の単価を考えるととてもじゃないですが、
かけ離れています。
仕上がりにしても10ptの漢字に土手をつけて
造形できるような機械となるとかなり高額に
なっちゃいますしね。
仲間の印鑑業者の受け売りですが、
ゴム印はレーザーカッターがいいみたいですよ。

2025/7/28月11:03

 

●バリバリきいさん

お疲れ様です。

3Dプリンターでゴム印作ろうとすると高いんですね。素材もまだまだゴム印に合うような物でもなさそうですね

レーザカッター良いですよね。アレ面白くて、展示会でじ~っと見て、更にアンコールしちゃいました(笑)


Aiや3Dプリンター等印刷業界だけでなく色んな業界を窮地に立たせるみたいな話がありますが、たかだか道具でその使い方がわからないから敵視してるだけだと思うんです。(敵視はしてないか?)

せっかく良いものが世に出てきたのだから使いこなしてやりたいもんですね

今違う事を勉強中なのでそれが切り良く終わったら次は3Dプリンターのお勉強だぁ~
まずはFreeCADから始めるか…

2025/7/28月15:30

 

●珍友樹

3Dプリンターって試作品とか
それを使って平面ではなくて立体的に説明出来たりすると思うので
便利そうですね。
家庭用とかも出ているみたいなので
好きな人は、個人で色々と活用して
そうですね。
30年前と比べると多少無理すれば
様々な創作が出来るツールがあるのでデジタルって凄いですね。
この掲示板もその恩恵を受けている
訳なんで^^

2025/7/28月17:35

 

●青虫

3Dプリンタは持っていませんが、フリーの3DCADでSTLデータを作って外注で出力して貰ってます。出力の方法によってはサポートという立体物の支えがついてプリントされる場合があります。金属系の物だとこのサポートは綺麗にとれない場合があり、出力方法によっては樹脂系でもバリが残る場合があるそうです。その場合は研磨が必要になります。用途によっては出力方法の検討が必要です。最近はプリンタの価格も手に入れ易くなり身近になりましたが、小物ならいざ知らず、複雑な形状は積層の単位を細かくしたり、大物なら結構時間がかかります。
一度感光性樹脂板でハンコの印面を作った事がありますが、ゴム版よりも劣化が早いかなと感じました。

2025/9/22月18:35

 

●バリバリきいさん

お疲れ様です

あれからいろいろ調べたり話を聞いたら、ゴム印の代替としてはいい素材がないらしいですね。
 

もっといい素材出たら使える…のか?

素材といえば、青虫さんのお話の中に「金属系」とあったので調べたら、あるんですね金属の粉末入りフィラメントが。焼入とかの後工程が増えそうですが、最終製品として使えるみたいな事が書いてたので、コレはコレで別の使い方できるな〜って思いました。

私の頭の中で、レジン樹脂かプラスティック位しかないだろうと思ってました。
いや〜頭が固くなってました。ありがとうございます。

2025/9/23火6:15

 

R0 2025.08.30 作成

R1 2025.09.22  記事追加

R2 2025.09.23 記事追加

●四国山脈

ご無沙汰しております。
お客さんからの問い合わせで、インキの厚みって計測してるんですかと…
計測しているとこありますか?
濃度は測れても厚みを測って管理している方いますか?

2025/8/1金2:02

 

●珍友樹

お客様のお問い合わせの意図は
どの様な所にもよりますが、
基本的には、濃度管理ではないで
しょうか。

2025/8/1金15:26

 

●よし

初めまして

私のところではそういった厚みの管理などは行なっていませんが、前に対摩擦ニスの塗膜厚を指定する企業様もあると聞いたことがあります。
どういった方法かはわかりませんが・・

お役に立てずすいません

2025/8/1金16:48

 

●タコ

お疲れさまです。

>濃度は測れても厚みを測って管理している方いますか?

(反射)濃度計による管理=インキの膜厚管理ではなかったですか?違ってたらゴメンナサイ!!

2025/8/2土5:42

 

●元印刷営業

この話題、出ては消えの繰り返しですよね。
機器の進化はありますけど、やっぱり有意な計測は難しいと
思われます。

> 濃度は測れても厚みを測って管理している方いますか?
プリンテッドエレクトロニクスの世界の人など、
一部の世界では計測しているかと思いますが・・・
商業印刷の世界で有意な計測をしている所を
僕は知りません。

「有意な」がつくのは、計測にチャレンジした人は
何人かいらっしゃるからです。
ただ、みなさん「計測方法から見て参考値の域でしかない」
と言われております。

>反射濃度計
https://www.ihara-group.com/color/characteristic/
膜厚を測るものではないんですよね・・・

というわけで、過去僕が考えたものを書いておきます。
・膜厚計
https://www.kurabo.co.jp/el/ir/thickness/
→印刷する基材の問題と、測定したい厚みが薄すぎて
 多分対応不可です。
・高精度マイクロゲージ
https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-tools/micrometers/standard-digital/293-100-20/
→総厚みを計測し、紙の厚みを引くことで
 膜厚とすることができるかもしれませんが、
 紙厚の公差がインキ厚みを上回りますよね。

というわけで・・・現実的な案としては
以下のような感じかなと思ってます。

表面状態は常に一定(例えば表面に固有のフィルムを貼る等)
として反射濃度計で測り、閾値を超えていれば合格、とか。
ただ、これも厚み測ってませんけど。

2025/8/2土8:36

 

●珍友樹

オフセット印刷機も色調を自動制御してくれたりしており、私としては
一般的には濃度管理と色見本へ近づける目視確認が基本かと思います。
直接にその顧客と話をしている訳
でないので何を知りたがっているのか?温度感も不明ですね。

単純に印刷の色合わせを知りたい
会話レベルなのかであったり
専門的な突っ込んだ部分なのかで
あったり

印刷物に、特殊な膨らみを持たせて
欲しいとかであれば、また違う提案
内容になると思います。

2025/8/2土10:47

 

●元印刷営業

一般的に使用される、透明なインキであれば
そういう話になるとは思いますが・・・

印刷する基材もしくは最終製品によっては、
色を薄くするのにメジウムではなく白を使ったりします。
この場合、皮膜の厚みによる色調変化は違いますので、
隠蔽性や耐久性等の観点から「厚みは〇〇以上欲しい」と
いう価値観が生まれても不思議ではありません。

と、そんな話はさておき・・・思い付き書いておきます。
皮膜の総厚みだけ求められているのなら、
下地にある程度塗工厚み(表現は重量ベースになると
思いますが)が担保されている方式で白を塗り、
その上に印刷すれば最終計測は不要になりますね。

オフセットの膜厚なんて誤差範囲になりますから。

2025/8/2土18:37

 

●珍友樹

そうなんですよね。
オフセットのインキの厚みなんて
ごく僅かな所ですし
オペレーターが管理出来るのは
毎時1万枚を超えるスピードの中で流れる印刷物をインキの厚みを
確認する事はあまり意味がないと思います。(というか当たり前の話で)

私...ズレているでしょうか? 爆?

それよりもカラー4色のベタ濃度だったり、特色であれば濃度管理
あとは見た目が一番重要!

お客様は、印刷の事は知らなくて
当然ですし ただああそうなんですねって興味を持って頂けると関係性が築けるのかな?とは思います。

2025/8/2土20:55

 

●元印刷営業

ズレてはないですよ?
インキの膜厚計測をやってるところは、まずないわけで。
膜厚よりも見た目(≒濃度)の議論になるほうが、
流れとしては自然だと思います。

ですが、客視点では納得できない事もある、と
口だけ野郎で天邪鬼な僕は思うんです。
あとね、すぐ終わっちゃって話続かないしw

というわけで、測る方法考えてみたり
測らなくてもいいようにすればいいんじゃね?と
考えてみたりして、話をややこしくしてるわけです。

ちなみに・・・
コーティングや塗装の世界では、1~3μmの膜厚を
測定したりしてる事実もありますからね。
場合によっては破壊検査になるので、印刷物に
適用できるものではないと思いますが。

2025/8/2土22:18

 

●珍友樹

勿論汲み取っておりますよ。笑

元印刷営業様の引き出しの多さで
あったり情報提供は非常にありがたやです!

まず営業さんでそこまで印刷現場の
事を知ろうとしてくれる方って
あまり居ない気がしますよ。

2025/8/2土22:28

 

●四国山脈

ありがとうございます!
多数意見ありがとうございます。こういう質問してくるお客さんの意図が全く理解できませんので、質問させてもらいました。20数年で働いてきて初めての問い合わせだったんで参考までに投稿しました。

 

元印刷営業

時折聞く話でして、そう不思議でもないんですよ。
主力製品のいろんなところに、厚み指定を行うことが
当たり前の業界だと聞いてきますね。

印刷物も部品の一部という扱いだったりして
同じ視点で考えるんです。
仕方ないですよねーw

2025/8/3日11:38

 

●珍友樹

時折聞く話でして、そう不思議でもないんですよ。
主力製品のいろんなところに、厚み指定を行うことが
当たり前の業界だと聞いてきますね。

印刷物も部品の一部という扱いだったりして
同じ視点で考えるんです。
仕方ないですよねーw

2025/8/3日13:45

●元印刷営業

嘘だと言ってくれ。
ベニー・ランダ:ふたつの夢の挫折:印刷とラボダイヤモンドにかけた巨額投資の行方

2025/7/2水21:27

 

●成田祐司

オフセット印刷に取って変わるのは
インクジェット印刷であるッ!
と、開発を続けている方の話です。

インクジェット印刷には、
どうしても専用の用紙が必要なん
ですが(水の様なインクをにじまない
ように縦方向に浸透させる表面処理
をした用紙)、これを普通紙でも、
オッケーにしようと研究開発して
いる、スゴい人なんですよ。

でも、やっぱり色調等の安定性を
出せなかった。10枚、100枚、
全く同じ色調でプリント出来るか
が「印刷」として認められるか
どうか?ですもんね。
インクジェットを普通紙に刷るには
この点が一番難しいのでしょうね。
でも、この点さえクリア出来れば、
オフセットに取って変わる事も
可能だと思います。

2025/7/2水21:54

 

●元印刷営業

御大からネタ振れと言われたので
とりあえず振ります。

オフセット、スクリーン、グラビア、フレキソ、グラオフ、パッド、活版、謄写etc

共通しているのは、製版を要すること。
この工程が簡略化、省略され始めています。

省略される場合は、印刷方式にも大きな変化が起きるはずですが、どういった変化が起きると思いますか?

2025/7/22火8:44

 

●バリバリきいさん

お疲れ様です

私の中では言い過ぎかも?ですが、全部インクジェットにかわる予想ですね。

価格面と環境面で現在ある印刷方式では最適解だと思います。

そして、今ある印刷方式はこだわりある人が依頼するプレミアムな物になるかな?


いろいろインクジェットにもできない事はありますが、今までできないことをできるようにしてきたのが人類なのでそのうちできるんでしょう。


再利用可能な刷版あればいいですね。
データを入れれば製版される版胴とかもできそうな気がします。

コストがかかりすぎて採算取れないだろうけど

2025/7/22火9:41

 

●珍友樹

そもそもが版ありきでの印刷方式
なので方式そのものが変わって
しまうのでは?

版がいらないデジタル印刷は
その部分が最大の強みでコスト削減
と納期の短縮、最近は品質も非常に
良い仕上がりだと聞いてます。

顧客の要望(世間の声)の中で
淘汰される印刷方式があると思い
ますが、それでも続けている人
求める人がいる限りは完全になくならないと思います。

2025/7/22火19:22

 

●正樹

フィルムレスが時代の流れですね…
しかしフィルムを必要と、してる業界
例えば『ゴム印』の業界がフィルムレスの投資出来るとは思わないです…
…レスに成ると
保守と言うカスリが発生するので
投資は現実味が薄れます…

2025/7/22火21:09

 

●正樹

もう一つ…
印刷機や他にも機械の価格は爆上がりしてません…
爆上がりした機械よりも頭賢く投資した方が良いと
1800万で買う機械なら車に投資や土地に投資した方が賢い選択だと…

2025/7/22火21:18

 

●元印刷営業

お三方、コメントありがとうございます。

>きいさん
現状の有力候補はトナーとインクジェットですが、様々な基材、サイズへの印刷適性から見ると、今の性能ではどちらも決め手に欠けますよね。
再利用可能な版…グラビアとかは再利用しますけど、あれは新作すると高価ってのが大きいので、オフセットだとどうでしょ。
とんでもなく値上がりすればありえますが、その前にオフセット印刷が絶滅しそうw

>珍友樹さん
最近のプリンタ、ほんときれいですよね。
もし、版がない印刷方式しかなくなるとしたら…今主流の方式だと、印刷工程で無茶してなんとか見本に合わせる、ってのが難しいと思うんです。
機械の性能を腕でカバー!ってのもできないですし。
そうなると、どうなるのやら。

僕も、版を必要とする印刷はそう簡単に滅びないと考えてます。

>正樹さん
色んな理由でアナログ製版を欲している業界はあるんてすが、やはり少数派です。
ところでアナログ製版だと保守いらないんてすか?

機械の値段は確かに上がりまくりですね。
オフセット印刷が衰退の一途なのは、それも大きいと思います。
買えないよ、マジでw
車はともかく、投資、土地…
それで何人を食わせることが出来るか、と考えていくと、廃業が増える理由がなんとなく見えてきますね。

ちなみに僕は先日の書き込みにあった、ランダさんのインクジェット方式に夢を見ていました。
色々と話を聞くと、現実は厳しかったんだなーと思うばかりですが…

KM-1はどうかな?

今年出るvarioPRINTは?

 

2025/7/23水8:41

 

●珍友樹

特色っていう所から考えても
オフセット印刷の方が勝りますよね。基本的には、4色で再現する
デジタル印刷 最近は特色も出てきてるみたいですが、それでもラインナップのレベルが違うかと思います。
まして見本に合わせる為に、メーカーの特色から若干の調色する場合もある筈です。
小ロットに強いデジタル印刷ですがその為のトナー、インキの特色を
メーカーは作らないと思います。
その層を狙っている方式では
ないですからね。

2025/7/23水16:48

 

●元印刷営業

珍友樹さん、言われるとおりですね。

僕は版を必要とする印刷の生き残る道の一つは、特色だと考えてます。
ぱっと見の色は、CMYKで対応できる(もしくは妥協される)時代になるかもしれません。
ですが、掛け合わせとベタには越えられない壁があると思うんですよね。

ただ、特色作るための元インキがどこまで供給されるのか、無くなる色が出たときに対応できるのか、メーカーがいつまで特練りやってくれるのか、特練り得意な職人がいる状態が何時まで続くのか。

これはオフセットに限ったことではないと思ってます…

2025/7/24木8:12

 

●珍友樹

デジタル印刷は、経済ロットの中で
印刷業界の存続という意味でも
時代に沿った新たな印刷方式だと
思ってます。
特化している役割を果たしながら
今後も技術の進歩でより素晴らしい
事が出来ていくと思いますが、
他の方式の部分を全て賄えるかと
いうのは、やや疑問はありますし
全体的に考えても意味をあまり
感じられません。

特色作りもAIとかが入り込みやすい
領域だとは思いますが、採算が
合うか合わないかの判断になると
考えます。

色々な意味で閉塞感を感じてしまう
部分もあったりの時代で、数値で
はかるのは良しですが、経験だったり勘だったり苦い思い出など
アナログ的な部分は必要だと思って
ます。

この掲示板の存続を願っている想いは、恐らくはデジタル(AI)では
まだまだ読み取れない気がします。
ワオ!

2025/7/24木17:58

 

●バリバリきいさん

お疲れ様です。

正樹さんの話でゴム印の話があり、全然知らない世界だったので少し調べたら…

あれ?コレ3Dプリンターでいけるんじゃね?

って思ったんですけど、ムリなんですか?

 

R0  2025.07.25 記事作成

●成田祐司

今時のPOD(オンデマンド機)、
いわゆる、トナー方式のコピー機械
なんですが、そのプリントの美しさを
ご存知ですか?本当にキレイに成りま
したよねぇ~。あのキレイさがね、
オペレータの技量に関係なく出せて
しまうってのがスゴいんですよ。

オフセット印刷の場合、湿し水を
自動で制御する事が出来ません。
なぜなら、水の皮膜を計測し得る
機器が無いからなんですよ。んで、
仕方なく湿し水の量はオペレータの
経験と勘に頼る事と成ってしまう。
だから、湿し水の権威と呼ばれる
成田が刷った物と、例えば上質紙の
汚れで困ってる、Sさんの印刷品質と
では、雲泥の差が生まれてしまう。
印刷品質はね湿し水で決まるんです。


極論すれば、オンデマンドの場合、
誰がボタンを押そうが、その品質に
差が出る事は有りませんよね。
特殊技術を必要としない。と言う
事は、賃金の安価なパートさんでも
印刷が出来てしまうって事で品質を
維持する為に高級取りの成田を雇う
必要は無いって事なんです。(笑)

オンデマンド機はオフセット機に
比べれば小さいですから、場所も
取らない。人件費も安い。版も不用
だし、ヤレ紙も予備紙も要らない。
こりゃオフセット機、勝ち目無し!
だと思いませんか?

それでも、オフセットを指名して
下さるお客さんが居るとしたら、
それは、オンデマンドでは出せない
超高品質が欲いって事しか無いんで
すよ。オフセットが生き残って行く
唯一の道はね、他の印刷方式では
再現不可能な高品質を作り出す事。
それ以外には無いんですわ~。

2025/5/28水12:51

 

●消える老兵

こんばんわ。
> オフセット印刷の場合、湿し水を
> 自動で制御する事が出来ません。
> なぜなら、水の皮膜を計測し得る
> 機器が無いからなんですよ。
こんばんわ。
> オフセット印刷の場合、湿し水を
> 自動で制御する事が出来ません。
> なぜなら、水の皮膜を計測し得る
> 機器が無いからなんですよ。

大昔Ryobiの展示会に出品されていたんですが、版面に当てた光の反射光を測定して水量かインキの量を調節する機構を、確か中型機に実装しデモをやっていた記憶がありますが、ご存知でしょうか?

2025/6/3火20:49

 

●和

版面の水量を見るシステムありましたね♪
メーカー(サービスマン)曰くあてにしないでください!
あれは完全な失敗作だとメーカーも認めています

2025/6/3火21:44

 

●保

老兵さんに申し上げます。
水を制御する。私には出来ませんでしたね。
それはセンスが無かったと云えばそれまでですが、モルトン給水の域から脱する事が出来なかった。そこに尽きます。
でもリョービさんが、そんな先進な発想の装置を開発しようとしながら普及・定着しなかったのは、オフセットの求められる多様な用紙や再現性とか、はたまた個々の環境になじまなかったからなのではないでしょうか。

2025/6/3火22:31

 

●成田祐司

消える老兵さん、
私ね、リョービとはケッコウ深い
関係が有りましてね。勿論その
装置、知ってますよ~。

和さんが言う様に、リョービ側が
ダメ装置!と決め付けて採用を
やめてしまいましたが、私的には
技術が未熟な多くのオペレータに
とって非常に有益な装置だと思い
その復活をリョービにお願いした
事も有りましたが、正確な計測器
とは言い難い物だったので結局は
復活不可能でした~。

その後、計測器メーカー等に水膜の
計測器を作って欲しい。私が指導し
売りまくるから!と提案し続けたの
ですが、版面の水膜を計測する物は
どうしても出来ませんでした。

2025/6/4水7:02

 

●消える老兵

ご返事ありがとうございます。
> 私ね、リョービとはケッコウ深い
> 関係が有りましてね。勿論その
> 装置、知ってますよ~。
> 和さんが言う様に、リョービ側が
> ダメ装置!と決め付けて採用を
> やめてしまいましたが、

メーカーがダメと判断したのは仕方ないですが、98年の東京グラフィックスフェアのカタログを引っ張り出して見ると、AACという水量自動制御システムを搭載した660Hが紹介されていました。一時期製品化されていたみたいですね。リョービの展示会では他に、刷版に焼き付けたマークを検知して見当を合わせる機構の説明が有ったのを思い出しました。今ではもっと進化しているのでしょう。

2025/6/4水18:55

 

●成田祐司

今のリョービ機に限らず品質管理の
カメラでパッチを読み取り、見当、
色調を自動で合わせて行くってのが
最高級機の当たり前に成っています。
だから技術力が無くても高品質な
印刷が出来るのか?って言うと、
これがダメなんですよ。湿し水の
制御が自動では出来ないので大半は
湿し水が多過ぎ、哀れな品質に
成ってしまっています。

ACCは、以前、在籍していた会社の
菊四の4色機に付いてましてね、
それを使っていたオペレータが、
ACCを上手く使ってたんですよ。
だから全自動の機械にACCを付ける
よう要望したんですが、ダメでした
わ~。

2025/6/4水20:29

 

R0 2025.06.08 記事作成