しくじり(1)のつづき

 

 

母親が小1で亡くなったり

 

小2のとき、車に轢かれたり

 

父親が小6で亡くなったり

 

苗字が(赤塚→佐藤→赤塚)と変わったり

 

大学を退学になって、地元に強制送還されそうになったり

 

歌舞伎町で数えきれないほどチンピラに追いかけられたり

 

渋谷、円山町のホテルで美人局にあったり

 

死んだ父が実の父じゃないことを19歳で知ったり

 

意気揚々と入社した会社が本当のブラック企業だったり

 

会社の口座に2,000円しかなくなったり

 

仲間を巻き込んではじめた美容事業の大元が詐欺会社だったり

 

起ち上げたプライベートジムがたった2ヶ月で撤退を余儀なくされたり

 

プロジェクトの負債背負ってカードが強制解約になったり

 

1日で1億円の売上がぶっ飛んだり

 

信用していた人に訴えられたり

 

東日本大震災で地元が4重苦を経験したり

 

事業に失敗して、全てを失い、実家暮らしをはじめたり

 

 

 

 

 

 

ピンチはこれまで何度もあった。

 

 

 

 

もともと、そんなに強くない人間なのは自覚している。

 

でも、少しずつ、少しずつ、逆境に慣れてきた。

 

 

今まで、困難を乗り越えてきてくれた過去の自分は、

僕とってまぎれもない勇者だった。

 

 

 

 

まあ、でも色々経験して

 

残ったのは、一人じゃ生きていけないという自信だった(笑

 

 

 

 

 

 

 

ピンチの後にチャンスがくるって言うけれど、

 

人生ではピンチとチャンスがわかりやすく、同時にくるケースもある。

 

 

 

 

 

今回は、まさにそんなケース。

 

 

 

 

借金を背負ったこと

 

ここ数ヶ月、収入が極端に減ったことは

今の僕にとってピンチ。

 

 

 

 

 

でも、

 

出版が決まって伝えたいことを発信できる機会を得たこと

 

一緒に新しいステージを目指せる仲間と出会えたこと

 

どんなときでも支えてくれる仲間ができたこと

 

自らの新しい世界への可能性が見えてきたことは、

今の僕にとって大きなチャンス。

 

 

 

 

 

大切にしたいのは、「一人で乗り越えようとしないこと」。

 

 

 

自分のちっぽけなプライドを守って

 

自分一人でなんとかしようとしない。

 

 

 

キツイときは、キツイって言う。

 

そういう意識でいることが本当に大事だと思う。

 

 

 

それと今まで演じてきた「なんでもできる自分」も卒業して、

 

親しい人たちにはとっくにバレてる、「不器用な自分」を受け入れて進もう。

 

与えられた「Gift」を信じて。

 

 

 

 

 

人それぞれ、与えられているGiftは違う。

 

 

 

 

文字

 

 

 

 

僕にとってのそれはこの3つ。三種の神器。

 

話す(歌う)こと、書くこと、繋がること。

 

 

 

これらは天が、親を介して与えてくれたものだ。

 

 

人の心を動かすとき、自分が満たされるパフォーマンスを出せる時は

例外なく、この三種の神器が絶妙なハーモニーを奏でていた。

 

 

 

これから先、具体的にこれらがどんなカタチで調和するかはまだ見えてないけど

 

僕は今できること。

 

 

出版、コンサル、トークライブ、blog、YouTubeなどを通じて

出会う人たちと共に、表現活動を続けていく。

 

 

 

 

 

特に1対1で真剣に向き合えるコンサルは改めて

チカラを入れていこう。

 

また、新しい仲間もそこから見つかっていくだろう。

 

 

 

 

コンサルを通じて学んだことは計り知れないけど

 

人に頼れなくて生きてきた人が、

こんなにも多いんだってことを知れたのは大きかった。

 

 

 

一方で、優しすぎて、頼みを断れなくて

 

自分よりも人の幸せを優先にして、すり減ってきた人もたくさん見てきた。

 

 

 

「いい人」でくくられるそんな人たちは、

実は精神的には一番しんどい経験をしてるかもしれない。

 

 

 

これまでの僕も、同じだったかもしれない。

 

 

人のことだと、いくらでも手を貸せるけど、

自分の窮地に、人に頼ることはできなかった。

 

 

優しさは強さ。

 

けど、自分自身に優しくはなかったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあいっか、言おう。

 

 

 

 

 

プライド、意地、頼れない・・・

 

僕の場合、それらの根っこには、母親の死があった。

 

 

 

3へつづく