おしゃべりイタリアーノ!! -183ページ目

di dov'è?

今日は、ディドヴェセイ?の敬語バージョン (・ω・)/



Di dov'è?
ディドヴェ?




$おしゃべりイタリアーノ!!-13/05/2011_01





昨日のディドヴェセイ?
のセイがなくなった感じですね。



Di dov'è?
ディドヴェ?



実はなくなったのではなく、発音上、くっついちゃったんですね。



くっつく前は、
Di dove è? なんだけど、最後エエとなるので、
言いやすく、ディドヴェとね。



昨日の
Di dove sei?
今日の
Di dov'è?

の違いは、見てもらうとわかるのですが、Di dove までは一緒で、
sei か è の違い
でしょ。

イタリア語は、使う相手によって、動詞が変化するんですよね。
あら、ややこしい!



確かにね、すべての動詞の変化を覚えるなんて考えたら、



\(*`∧´)/ はいっ 無理ー!やめたやめたイタリア語!



まあ、そう言わずに!ちょっと聞いておくんなまし。
イオは当然ながら、イタリア人だって、
変化にルールがあると言いながら、例外もあるしで、
間違えることは、結構あります。



まあ、言葉は人と会話するのに、用いるわけで、
間違っても、全然問題なく、
ツッコみたい人は、ツッコンできて、正してくれるし、
シラーっと気がつかなかったふりして、そのまま会話を続ける人もいるし、
ドンマイオッケーです。



その動詞の変化をひとつひとつ覚えるよりは、
フレーズを、その分たくさん覚えていく方が、
役にたつし、そのうち、自然にルールも見えてくるものです。



日めくりを続けて行って、
皆さんが、ルールに気づきだしたかなーって頃に、
チョコチョコやっていきましょう!




それでも、文法的な事を知らないと気になるタチの方へ、
ちょこっと補足しますとですね、



セイは、どこ出身なん?
ってな風にお友達感覚のessereという動詞

エは、どちらの出身ですか?
としっかり敬語タイプのessereという動詞



essereという動詞の意味は、英語のbeですね。
is  とか are の方がピンときますか?



日本語では、~は~である。みたいな A=Bの =を表す感じとか
場所や状態を示す (~に)ある、とか(~に)いる とか…



ほらね、なんか文法を話始めると、だんだん長くややこしくなってきた!
特にessereは、たぬき動詞で、色んな意味に化けて、やったら色んな場面で出てくるので、
その時、その時でみていきましょう!



昨日の di dove sei? の seiセイ は、
2人称単数で、



今日の中心くんの動詞essereの èエ は、
3人称単数なので、



つまり、3人称ということは、自分と相手以外の人のことです。
英語でいう、He 彼 、She 彼女、 It それ ですよ。



自分が相手に3人称を使って話すというのは、
つまり相手と色んな意味で、距離を取ってるというわけです。


$おしゃべりイタリアーノ!!-13/05/2011_02




極端にイメージするのなら、話している2人の間では、
あなたのことを聞いていても、
私とあなた以外の人の話をしてるような感覚な距離ですよね。



基本的に、どこの国の敬語でも、自分と気持ち的に距離がある人に使うものなんだろうけど、
イタリアでは、その距離をそのまましっかり、
私とあなた以外の人という3人称の動詞で表現しちゃうわけですよ。



へえー斬新というか、シンプルというか… (ノ゚ο゚)ノ



まあ、そんなこといちいち考えて、敬語使ってるわけではないでしょうけどね。



日本語のように、どちらのご出身ですか?と、
どこ が どちら になり
出身に  がついて、
です、ますをちゃんと使うということで、ですか?をつける。
でらっしゃる?みたいな言葉も使うことあるでしょう!



日本語の敬語は、他にいっぱい変えたり、つけ加えたりするけど、



イタリア語の敬語は、そんな難しくない!
私とあなたの間に、距離をとって、(物理的に離れないでくださいよ!気持ちね。)
彼や彼女やそれに使う3人称の動詞を使ったら、それでオッケーなのです。



ということはですよ、



Di dov'è?
ディドヴェ?
は、彼、彼女、それにも使えるということです。



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直接本人に、聞くんじゃなくて、
彼、どこの人?
彼女、どこ出身?
それ、どこのん?



ってな感じで聞く事も、実際多いでしょ?



英語では、
Where is he from?
彼、どこの人?



ですかね。色々聞き方はあるみたいですけど、
一番オーソドックスなやつね。



あと最後に、敬語はやっぱり丁寧な言葉なので、
主語を省略せず、全部そろったフレーズで言う人も多い。



主語のあなた、敬語バージョン


Lei
レイ



Di dov'è, lei?
ディドヴェ レイ?
あなたは、どちらのご出身ですか?




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それでは、今日はここらで失礼して、
奥様、旦那様、

ディドヴェ レイ?