おしゃべりイタリアーノ!! -163ページ目

vorrei una margherita.

ペルージャの外国人大学には、1~5のレベルでイタリア語のコースがある。
今はシステムが変わってるかもしれないけど、
イオが通っていた頃は、それぞれのレベルが3ヶ月で、そのレベルの終わりに試験があって、
合格すれば次のレベルに上がれるというものだった。



イタリア語は、日本でちょっとだけ、NOVAのお茶の間留学で勉強したのみだった。
だけど、このお茶の間留学での勉強が、レベル2の試験結果を生む!



というのも、レベル検定試験とは、先生との1対1の面談で、
自己紹介のあと、
なぜイタリアに来たかを話した。



その時に、vorrei という動詞を、イオはふんだんに使っていた。
知っていたフレーズは少なかったからね。



vorrei とは、volere という動詞の1人称・単数・現在形・条件法と
文法的にいうと、難しそうな名前がついている。



意味は、
丁寧な要望、依頼で 「~したいのですが、~が欲しいのですが」
英語でいう I would like to ~ みたいな感じかな。



もうひとつは、事実に反する仮定の結果、実現不可能な願望を表して、
「~してくれれば、~だったらなあ」



これは、イオの高校時代に、どっかの英会話かなんかのCMで



I wish I were a bird! (私が鳥であればいいんだけどなあ)
って高台で両手を広げる女の子がいた。



I wishの後の動詞が過去形になるとか、暗記しなあかん定番やったでしょ。
そういう感じで使うもの。



ねっ、なんか文法的に見ると、がっつりどっしりした感じ。



だけど、NOVAは、赤ちゃんが母国語を習うようにが理想だったので、
授業で、一切日本語は使われなかったから、



「なんかしたい、とか なんか欲しい」は
vorrei を使うんやなっと、こんな文法的なことを、な~んにも知らずに覚えていた。
むしろ、シンプルな 英語の want のような言い方を知らなかった。



多分この vorrei のおかげで、レベル2からと判断されたんじゃないかと思うのです。
実際は、どうか知らないけどね。
どっちにしても、レベル1の授業料と時間をカットできたので、ラッキー!!



でも、やっぱり丁寧な言葉は大切やね。
印象が上品やし、誰に対しても失礼がない。



丁寧な言葉からは、フランクな言い方へも、スラングへも崩していけるけど、
やっぱり基本は、丁寧な言葉やなと思う。



ごちゃごちゃ言いましたけど、
この vorrei ヴォレイ 
「なんかしたい、なんか欲しい」の要望、依頼に使ってみてください。




それでは、今日のフレーズは、ピザ屋さんでひとこと。

vorrei una margherita.
ヴォレイ ウナ マルゲリータ




おしゃべりイタリアーノ!!-02/06/2011_01





vorrei una margherita.
ヴォレイ ウナ マルゲリータ

「マルゲリータを1ついただきたいのですが」



はい、これで、おいしいマルゲリータを注文できました!



これからも、ちょこちょこ vorrei ヴォレイ のフレーズ紹介しますね。
やっぱ、ピザはマルゲリータです (*^ー^)ノ



NOVAはご健在?なんかな?