あなたの内側に起きていることにはっきりと気づいていると、
起きていることは何であれ重要ではなくなります。
重要なことはあなたの内側に何が起きているかということに
注目していなければいけないということです。
十分に近づいて見ることができれば、
あなたは自分がいないと気づくでしょう。あなたはそこにいません。
なぜなら観察されているものはあなたの内側にいる
観察者が作り出したものだからです。観察されているものが、
それとは違ったものとして見られるなら、あなたはいなくなります。
テレビの画面に近づくと、点だけがあって
形が見えなくなるのと同じです。
同じようにあなたが強烈に何かを観察すると、
観察されているものは消えていきます。画面の点と同じように、
あなたが内側に起きていることにとても近づくと、
それは全く違ったものになります。
観察されたものが変化するとき、観察者も変化します。
起きたことが観察されると、それは消えます。
観察者も消えます。両方とも消え去ります。そして、
観察者と、観察されているものと、
観察するという行為は一つであることに気づきます。
そういった気づきがおきるとあなたは消えてなくなります。
あなたが消えると、苦しみもなくなります。
なぜなら苦しんでいるのは「あなた」だからです。
ですから、あなたがしなければならないことは、
内側に強烈に気づくようになることです。
一日だけのことではなく、
徐々に何が起こっているのか気づいてただ
見ているだけになることです。
あなたは起きていることや問題について悩みますね。
それは重要ではありません。
何が起きているのか見ることができますか?
そしてそれを見ることができるなら、
観察しているものと観察者が実はひとつであると発見するでしょう。
だから、そこにあるのはただ体験だけです。そして、
その体験はなくなります。ただ、見ることだけがあります。
この先に起きることを予言する者は消え去ります。
ただ考えだけがあります。思想家は消え去ります。
ただそこにあることだけがあります。
あなたは消え去ります。