あなたが本当の意味で真実を話さない限り、深い意味での内なる誠実性を発展させることはできません。ただ話すことは簡単ですが、そこには深さが欠けています。
しかし、真実を話し始めるときはじめて、本当の意味であなたは内側で生じていることを知ることができるのです。その反対はありません。
あなたは深い所にはいるでしょう。すると奇跡が起きるのです。奇跡はあなたを根源へと導きます。すると全ては空であることがわかるでしょう。そのときあなたが発見する喜びは筆舌に尽くしがたいものとなります。そこにあるものは何でもよいのです。あなたはそこにあるものを見ることができますか?正直さとは、そこにあるものを見ることです。基本的に、内なる素直さとはそこにあるものを見ることです。
真実とはあなたが見るものを話すことです。事実を正確に話す必要はありませんが。しかし、2つのポイントしかありません。真実(を話すこと)は正直さにつながります、外側での正直さです。まず(内側にあるもの)を見て、そしてそれについて話すのです。一つは見ること、そして話すことは外側でのことです。
もしあなたが話すと、その効果がわかるでしょう。それは想像しがたいほどです。何も必要ありません。その後は自動的に生じます。やってみて下さい。人生におけるすべての瞬間が喜びとなります。もうそれだけで十分なのです。 他に何も欲しくなくなるでしょう。「これが欲しい、あれが欲しい」などと言わなくなるでしょう。
人生で生じていることをただ見るだけで、そのような喜びが来るのです。それが人生なのです。人生とは何でしょうか?内側で生じていることを見ることです。(やってみて)それがどんな感じかを私に話してください。あなたはそれを見ていないので退屈さを感じるのです。人生は無意味だと考え、目的を感じることができず、あれが欲しい、これが欲しいなどと思うのです。非常に多くの欲望が生じます。
しかし、もし実際に生じていることを見るなら、とても大きな喜びがわき起こります。もはや人生においてそれ以外の何物も欲しくなくなるでしょう。たとえ乞食であっても、ライ病患者であっても、ホームレスであっても問題は無くなります。ただ人生の瞬間瞬間を楽しむようになります。お金も名声も必要なくなります。安全すらも必要なくなり、死をも恐れなくなります。
そして不思議なことに人生そのものがあなたの面倒を見てくれるようになります。正直な人は誰でも、人生そのものが面倒を見てくれるのです。それを神、あるいは他のどんな名前で呼んでも構いませんが。
不正直な人々は死んでしまうでしょう。もしあなたが正直な人間であって食料が無いなら、食料があなたにやってくるでしょう。そのようなことが起こるのです。何らかの仕方であなたは支えられているのです。人生は奇跡となるでしょう。
あなたが正直でないゆえに、人生においてそのようなことが起こらないのです。しかし、正直になろうとしないで下さい。真の意味で正直な人間である必要があります。そのとき初めて奇跡が生じるでしょう。そのとき初めてあなたは偉大な存在となるのです。すると祝福があなたのところへ来ます。あなたの話すこと全てが真実となるのです。
あなたが人生で行き詰っているなら、それはあなたが真実ではなく、正直でないからです。それゆえあなたは真の意味で、内側で生じていることを見ていないのです。それゆえ、外側の世界だけで生きつづけるうになるのです。
第三回、バガヴァンのウエブダルシャンでの内容です。
高橋由美さん翻訳協力、大矢浩史さん翻訳監修