使わないと決めていた抗がん剤を使った理由
私は、20代からセルフケアを勉強してきました。20代後半から始まった病院や漢方、鍼灸でも治らなかった重度の片頭痛をなんとかしたかったからです。たくさんの本を読んでわかった「体に悪いこと」はできるだけ排除してきました。定期検診ではレントゲンや余計な検査はできるだけ避けるようにしました。夫も私も、ガンになっても抗がん剤は絶対使わないと決めていました。昨年2月2日に 腹痛で救急搬送されたことで その意思を曲げることに。緊急手術の間、何時間も祈り続けて、命を救ってもらっただけで、担当の先生には感謝の気持ちでいっぱいでした。今の時代でなければ、あのまま逝ってしまっていた。まだ会える、というだけで感謝していました。手術後落ち着いたころに、身体中の検査をしました。そして、直腸ガンのステージ4と判明。肝臓に転移があるとのこと。何もしなければ3ヶ月、抗癌剤をすれば1年。抗癌剤も延命でしかない。3ヶ月は短い。でも、以前から抗癌剤は絶対やらないと言っていたので、夫はきっとやらない、と思ったら、よく考えてみると言い出した。こういうところは、女性のほうが潔いのかもしれない。余命宣告は30%しか当たらない。私は、抗癌剤ではなく、代替医療にお金をかけてほしかった。食事療法、断食、ヨガ、呼吸法、メンタルケア、高濃度ビタミンC点滴、温熱療法、鍼灸、漢方、薬膳、などなど代替療法は、日本でもたくさんうけることができる。余命なんて跳ね除けて、生きられる。抗癌剤をやったら、体は元には戻らない。抗がん剤は猛毒。医者でも自分がガンになったら抗がん剤は使わない人が多い。抗がん剤はもともと戦争中に使われた化学兵器、マスタードガス(毒ガス)から作られたもの。ガン細胞も殺すけれど、正常細胞も無差別に殺す。そのため副作用は重く、手足の痺れや痛み、毛髪が抗癌剤をやめても生えてこないという後遺症が残ることもある。痛みで歩けなくなることもある。これが、抗癌剤を投与する時の看護師さんの姿です。目のまわりはシールドをつけ、マスク、しっかりしたゴム手袋、使い捨てにするエプロン。触れただけで皮膚がただれてしまうものを体の中に入れるのです。ガンの状態の目安にするのが、腫瘍マーカー大腸癌の場合、CEAとCA19−9が指標となるCEAの正常範囲は0〜5ng/mlCA19−9の正常範囲は0~37U/ml夫の数値は CEA 2596.2CA19-9 20179.0この数値の意味がよくわからなかった。自分がガンを克服した経験からガン専門で治療しているクリニックや、統合医療をしているクリニックの先生方に相談に行った。以前から抗癌剤は避けた方がいいという先生方だが、この数値を見てギョッとしていた。そして、強く抗癌剤はやめた方がいいとは言ってくれなかった。そして、抗癌剤をやっても、体を整えておけば乗り切れるという先生、解毒すれば大丈夫だというアドバイスをくれた方に支えられ、抗癌剤をスタート。この副作用がすごかった。そして、今年1月に抗癌剤をやめた。後遺症は残っている。いつも病院へは2人で診察にいった。私は、横でいつも「もう抗がん剤はやめる」と言ってくれるのを、顔を見ながら待っていたけれど、なかなか言わなかった。やめる勇気がでなかったようだ。腫瘍マーカーの恐ろしい数値。余命宣告。これで、抗がん剤を始めずにはいられなかった。ただ、この腫瘍マーカーも実は必ずしもガンの広がりを表すものではない、と始めてからわかった。