夫がスマホに残したガン闘病記
先日、亡くなった夫からのメッセージを伝えてくれた方から、「ご主人が奥さんに書き残したものがあると言っています」と言われた。遺言書はないし、「私のために書き残したもの」とは、なんのことなんだろうとしばらくわからなかった。ある日、ハッと気がついた。がんの告知を受けたときに、二人で闘病の記録を残して、絶対に治って、「私たちは、こうやってガンを克服しました」と伝えて、人の役にたとう。そうしたら、きっとこれからは病気から解放されるとわたしが言った。それは、夫が自分のためにやっていたのではなく、私のために書き残したのだと気づいた。亡くなる2ヶ月前までスマホに記録をつけていた。今朝、歩いていたら、なんだか急いでこの闘病記を投稿しなければいけないような気がして、ガンを克服できなかったけれど、誰かの役に立ってくれればと思い、ここに残します。個人名等は変えています。かなり長い文章で、途中 気分が悪くなる話なども出てきますので、必要な方のみ読んでください。****************2019年2月2日緊急入院により十二指腸潰瘍穿孔術2月21日大腸内視鏡検査のため、下剤を飲むも下痢にならず、ほとんど吐いてしまった。しかし、このまま内視鏡検査を実施。直腸が閉塞ぎみであることが判明。結局、下から下剤が出始めたのは、22日の夜。2月25日人工肛門開設手術。術後、激痛3月5日 局所麻酔によりCVポート作成手術痛み止めが必要な痛みにはならなかった翌日には痛みはほぼ無くなった3月6日 オキサリプラチン(FOL FOX療法)開始この日は特段の症状は出なかった3月8日 投薬終了3月9日 退院3月11日 ストマ外来3月12日 ********(がん患者のためのリトリート施設)受診この晩から腹痛が始まり、明け方にかけて痛みが増す3月13日 朝7時時間外診療受診9時からの外来を待つ事となり、結果、ストマの排泄口が塞がりかけ、便が詰まった事が腹痛の原因。そのため、排泄口を電気メスで切開し拡げた。そのまま再入院。この日は40度まで体温が上がったが、一度の大量排便後に熱は下がり始め、翌朝には平熱になった。3月15日 左口角に口内炎→副作用?3月17日 夕方以降ストマからの排便なし 肛門からの排便多数回S先生からはストマの反転待ちと言われた3月19日 背中、脇腹、太腿部にアレルギー反応と痒み、その後、腕、足首あたりまで広がった→副作用?酸化還元反応?3月20日 抗がん剤投与(アバスチン+FOL FOX療法)開始ストマが陥没してしまう。暫く様子を見ることとなった。夜、ポートの周辺や肩、脇が痒くなる→副作用?3月21日 水に触ると指先がピリピリする→副作用腕や脚、腰周りが痒く、湿疹もでる→副作用?3月22日 午後第2回目の化学療法終了3月23日 鉄剤の影響か便が硬いのか、切れ痔になる。また、便の回数も増える。3月27日 外科外来 痔の症状を申告したところ、痔瘻の膿出しなどの処置と薬を処方された3月27日〜31日の夕方から38度前後の発熱有り。朝には平熱になる。4月3日 外科外来腫瘍マーカーの値がかなり低下したストマは小さいまま3回目の化学療法開始終了後、口の周りと鼻が痺れ始めた 排便時の痔の痛みはかなり軽減されたが、出血はまだある7日頃から鼻水が出始め、鼻血が混じる。→アバスチンの影響とのこと爪の色が変色し始めた。アバスチンを使うと出血しやすくなるとのこと。4月17日 外科外来・4回目の化学療法15日の昼食を食べた時から左肺の下に突っぱった様な痛みがあり、食事の度にこの感覚があるので、CT画像で確認してもらったところ特に問題は無かったので、暫く様子を見る事になった。ストマはかなり小さいなってしまったので、再建手術を検討することとなった。〈副作用〉投薬直後は指先の痺れ、断続的な鼻水、口の周り、鼻に加え瞼にも痺れがきた。4月23日 ストマ下の傷口が痛む4月24日 夜38度の熱が出たが、寝る時には下がった4月25日 午後仕事中から発熱し、帰宅後40度まで熱が出た4月26日 朝熱は少しあったが、出勤したが、午後仕事中から発熱し、帰宅後40度まで熱が出た解熱剤を飲んだ4月27日 一日少し熱はあった4月28日 熱は下がったので、**(妻の実家)へ行った5月6日 夜から漢方を飲み始めた5月8日 5回目の抗がん剤の投薬今回は今後のストマの再建手術をみこして、アバスチンは投薬されなかった投薬期間を3週間おきにしてもらった。そのため薬の濃度が90%から100%になった○副作用 指先のピリピリ感(若干) 鼻水(若干) 食欲減退5月16日 発熱 37.7度5月17日 発熱 38.3度5月18日 発熱 37.4度5月19日 発熱 39.4度 解熱剤を飲んだこの発熱の間は食欲減退5月16日からストマからの排便が増える5月19日はストマからの排便のみ5月21日 *********(還元作用のある塩)使用深夜発汗と太腿の側面と裏側、臀部にジンマシン少量の肛門からの排便有り5月25日肛門からとストマからの排便5月29日 白血球の数値が低くなったので、6回目の抗がん剤の投薬は中止ストマ下の傷が治らないのは潰瘍性大腸炎の可能性もあるとの事で、消化器内科を受診6月6日に大腸カメラで直腸を診ることとなった白血球数が減った原因は漢方に入っている霊芝かもしれないので、***(名古屋の老舗の漢方薬局)とも相談し、二週間漢方を止めてみることにした。6月6日 大腸内視鏡を実施 浣腸処理だったので、直腸のみの観察だったが、潰瘍性大腸炎はなかった。6月12日 6回目の抗がん剤の投薬今回もストマ下の傷の治りが悪いので、アバスチンは投薬しなかった。6月6日に取った組織検査の結果、癌細胞はかなり死んでいるとのこと。6月21日 夕方発熱すぐに下がる。7月3日 7回目の抗がん剤の投薬アバスチンの投薬はなし。吐き気止めを30分投薬後、オキサリプラチンの投薬を始めて30分後に口の周りが赤く熱をもち、投薬中止。その後、首から上、頭まで痒くなり、ステロイドの投薬で症状は治った。その他の薬剤の投薬は断った。足の指と足の裏の痺れが慢性化7月10日 今後の抗がん剤の投薬の相談オキサリプラチンの量を減らし、アレルギーを抑えるステロイド剤の併用を試してみることになった。この間、足首とふくらはぎの浮腫みがあった。7月24日 8回目の抗がん剤の投薬アバスチンの投薬はなし。従来の投薬量の60%+アレルギー反応を抑えるためのステロイド(がんセンターでやっている方法とのこと)症状確認のため1泊の入院をすることとなった。金額61,000円アレルギー反応などなく翌日退院。午後から出勤した。25日は便通なし。手の指の先の痺れが慢性化7月26日 午前4時から腹痛と嘔吐🤮排便は10回以上で、最後2回が下痢。嘔吐は3回。T医療センターで血液検査とCT撮影を実施。腸炎と診断され、抗生剤と整腸剤を処方される。夜に40℃まで熱が上がる。7月28日には体調は回復(食欲は余りない)7月29日から出勤した。8月9日から傷口に*****(市販の火傷を治すパッチ)を貼り始めた。8月14日 9回目の抗がん剤の投薬アバスチンの投薬はなしアレルギー等、特に問題なし9月4日 血液検査の結果は大きな変化はなし 夏休みを取る予定のため、今回の投薬の 中止を要望し、それが認められた。9月6日 ***クリニックでメタトロン診断9月15日 腰とお尻が赤くなって痒い。アレルギーか?24日まで続いた。 原因はミトコンドリアかもしれない。9月25日 10回目の抗がん剤の投薬 アバスチンも投薬 特段のアレルギー反応はない9月26日 夜中トイレ10回 排便なし9月27日 排便有り9月28日29日 食欲は余りないが、思った程、身体は怠くない。10月16日 11回目の抗がん剤の投薬 アバスチンも投薬10月17日 ストマから排便(軟便)10月26日(土)まで軟便が続いた11月6日 12回目の抗がん剤の投薬 アバスチンも投薬 夜に寝汗をかき1回着替える11月7日 ストマから排便(下痢)11月9日(土)気力も食欲もなし ほぼ寝て過ごす11月10日 気力、食欲共に徐々に回復11月14日 午後から発熱39度11月15日 午後から発熱39度11月16日 午後から発熱40度11月17日 午後から発熱40度11月18日(月)食欲はあるのに余り食べられない 夕方38度11月27日 アレルギー症状と下痢が続いていたため、投薬は中止。12月11日 下痢が続いたため、投薬は中止。 身体の側部が痛かったため、CTを撮ったところ右肋骨への転移が見つかった。12月18日 K病院でハイパーサーミア治療 治療部位は肝臓とした 保険診療適用では、治療部は変えられ ない。ただし、治療中に新たに悪い場 所が見つかった場合には変更可能。K医師に下痢の原因を訊いてみた。抗がん剤が原因ならば、恐らく5FU、この薬剤は粘膜を弱くする。口内炎ができるのもこれが原因。ただ投薬期間が開いているにも関わらず下痢が続いているのは、潰瘍性大腸炎が再燃しているのかもしれないとのこと。※肋骨の痛みは無くなった。12月20日 ストマ下の傷、完治12月24日 AM 昨日、夕方から腰の鈍痛有り そのため眠れなかったため、T医療 センターの泌尿器科を受診 結果は腎臓結石が原因ではない PM K病院でハイパーサーミア治療12月25日 13回目の抗がん剤の投薬 下痢は改善はされていない 気力、食欲なく9時に就寝週末は寝込むことなく、食事も出来た。令和2年1月5日(日)夕方発熱 38℃ 1月6日夕方発熱 40℃ 1月7日午後発熱 40℃ 時間休取る。 1月8日一晩寝ても熱下がらず。仕事休む。 午後熱下がらず38℃。解熱剤飲む。1月9日 熱は下がったが、夕方から酷いアレルギー1月10日 夕方から酷いアレルギー 頭皮まで痒く夜寝られず。1月11日 夕方から酷いアレルギー(前日よりやや軽減)1月12日 痒みはほぼ無くなった。1月15日 T医療センター これまでの症状から抗がん剤の投薬中止1月21日 ハイパーサーミア4回目 20分経過後、右の肋骨に鈍痛があり、それを言ったらラジオ波の当てかたを変えた。1月28日ハイパーサーミア5回目 今回は特に痛みなし。温度は42.5℃との こと。1月29日 14回目の抗がん剤投薬(濃度は45%) LDHもマーカーも上がっていたため断れなかった。 やっぱり薬に頼るしかないのかな??? 投薬中も時より左の肩甲骨が痛む。 10時30分から始まって15時まで。 長いなーその上ボトルまでぶら下げられ る。 看護師が防護服を着て扱う薬剤を身体に 入れていいのか!!! 最後には生理食塩水を入れて、癌に餌を 与えている。どういう事ですか?(←ここは勘違いしているかも)2月4日 ハイパーサーミア6回目 特に痛みなどなし2月6日 発熱38℃2月7日 発熱39℃2月8日(土)発熱38℃寝て過ごす 誕生日なのに2月9日 発熱38℃2月10日 夜から胸部の前後が痛みだす 右脚の外側も痛くなる 寝返りができない2月11日 痛みがひかず、寝返りができない2月12日 痛みややひく ハイパーサーミア7回目2月18日ハイパーサーミア8回目2月19日 抗がん剤投薬中止しばらくの間、食後、気持ち悪くなる。2月25日 夕方から発熱38℃ 翌日には下がり、出勤2月26日 胸部の前後が痛くなる2月27日 造影剤によるCT撮影(T医療センター)胸部の前の痛みは無くなったが、肩甲骨周りが痛み寝返りしづらい3月7日 (波動を整える)パッチを首と丹田に貼り始めるこれは、夫が残した闘病記ですが、後半のひどい痛みを取るために、整体院へ行ったり、放射線治療(6回の予定が3回で腰痛が悪化し中止)をしたり、波動治療のため車で1時間かけて通ったり、鍼灸へ行ったり、ということは書かれていません。書く気力がなくなってしまったのだと思います。