秋晴れの下でのスポーツは楽しいものですが、
思わぬ皮膚トラブルで悩まされぬよう、
下記の点を念頭において取り組むようにして下さい。
日光皮膚炎
紫外線対策を忘れずに。
日焼け止めを使用するほか、衣類については、黒や深い紅色など
紫外線を通しにくい色のものを選ぶと良いでしょう。
日焼けでヒリヒリする場合には、冷たい濡れタオルで冷やし、
痛みがあるなど症状が強い場合はステロイド外用剤を使用すると良いでしょう。
虫刺され
虫よけスプレーや皮膚を覆う衣類で予防。
刺された場合は患部を流水で洗って清潔を保ちます。
毛虫やハチに刺された場合は、粘着テープや毛抜きを使い、
皮膚に残っている毒針や毒毛をそっと取り除きます。
腫れやかゆみなどの炎症が強いときには、
早めにステロイド外用剤を用いて症状を抑えると良いでしょう。
あせも
清潔なタオルでこまめに汗を拭き取ります。
普段着で運動をするのは避け、吸湿性や速乾性に優れている
スポーツウェアを着用し、汗が乾きやすい状態をつくります。
赤いブツブツが出たり、かゆみがある場合に
は、ステロイド外用剤で症状を抑えます。
接触皮膚炎
サポーターやスポーツウェアでかぶれたら、第一に原因となる物質を避け、
炎症を抑えるためにステロイド外用剤を用います。
原因を特定するには、皮膚科でパッチテストを受けるなどして、そ
の結果を参考に着用するものを選ぶと良いでしょう。
また、湿布薬をはがした後に日光があたって起こる皮膚炎を避けるには、
はがした部位を衣類で覆うほか、日焼け止めなどで
紫外線を遮断することが重要です。
すべての湿布薬が日光にあたってかぶれるわけではないので、
すべての湿布薬が日光にあたってかぶれるわけではないので、
よくアウトドアでスポーツを行う人は、
使用する湿布薬の種類について医師に相談すると良いでしょう。