化粧品の種類は、沢山あります。
その中の基礎化粧品だけでも、
「メイク落し」「洗顔」「化粧水」「乳液」「美容液」「メイク下地」
「ナイトクリーム」「○○クリーム」と
数え切れないほどあります。
本当にこんなに化粧品は必要なのか?
私は以前、化粧品製造の工場に勤めていたのですが、
そこで驚くべき結果を知ることになりました。
基礎化粧品の多くの成分が一緒だったのです!
つまり、基礎化粧品に入っている成分はほとんど同じで
形状が違うだけだったのです。
例えば、液体だったり、クリームだったり、固形だったりと・・・。
衝撃的で、信じられませんでした。
お客さんからすると、基礎化粧品の種類が増えるほど、
お金もかかるし、手間もかかるし、とても面倒です。
私だったら、簡単で便利な方が良いです。
どうして、使う人が損するようなことをするのかと思いました。
もちろん、しっかりと研究をされていて、
すばらしい基礎化粧品を作りたいと考えているメーカーさんもあります。
アトピーを診てもらっている皮膚科の先生に、
「基礎化粧品は種類を沢山多く使うほうがいいのでしょうか?」
と質問しました。
すると、
「本来、スキンケアをする目的は保湿ですから、
1種類でも5種類でもどちらでもいい」と・・・。
だから、基礎化粧品の種類にはこだわらず、
スキンケアで一番大切な保湿について考えた商品を出しました。