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故郷 いつ戻れる

新聞記事より


故郷 いつ戻れる
福島原発行程表
作物が…/船守ったのに
農家・漁師失望深

福島第1原発事故の収束に向けた工程表を東京電力が示した17日、放射性物質の放出で大きな影響を受けている原発近辺の農家や漁師からは、帰宅や漁再開のめどが立たないことに「がっかりした」「早く補償を」との声が上がった。


福島県南相馬市小高区の農業山本孝一さん(聖は、避難先になっている同県田村市の総合体育館のテレビで東電・勝俣恒久会長の記者会見を見た。原発から20㌔圏内の自宅では米のほか梨を栽培している。「本当はすぐにでも戻らないと。梨も生き物、手をかけたなりに高く買ってもらえる。このままでは来年、再来年はひどいことになる」と嘆いた。

第1原発のある大熊町から同じ体育館に避難する米農家武沢富治さん(69)は「いつになったら戻れるのかというのが一番大事。あんな説明ではいつ帰れるのか分からない。先を見通せる説明をしてほしい」と憤った。

いわき市の小名浜港。コウナゴやイワシを取っていた高萩正男さん(57)は「せっかく船を守ったのに漁に出られないとは、怒りを通り越して情けなさすら感じた」と嘆く。漁に出られず、蓄えは既に底をついた。「事故の収束後に補償するのでは遅すぎる。一刻も早く補償を」と話した。


早く帰りたい/「安定」根拠は
いら立つ避難住民

埼玉県加須市に集団避難中の福島県双葉町の住民らは17日、東京電力が発表した工程表の内容を凝問視する一方、帰宅時期の見通しが立たないことへのいら立ちの声を漏らした。

福島第1原発から5㌔圏内に住む自営業板倉浩美さん(44)は、収束まで6~9カ月との発表には「早く地元に戻りたいのに長すぎる。本当に放射線量を減らせるのか」と不信感を募らせた。

小学1年の長男(6)がいる主婦須藤美幸さん(36)は「早く地元の小学校に通わせたいが、東電は6~9カ月の根拠をはっきりしてほしい」。

稲作農家の西内重夫さん(68)は「土壌が汚染されていて米を作ることはできない。6~9カ月後に避難区域を見直しても、現実的に町には戻れないだろう」と半ばあきらめた様子で話した。


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