残ったのは借金 (生産者)
新聞記事より
残ったのは借金 (生産者)
津波は田畑や農機具、漁船や漁具、工場や機械など、農業、漁業、中小企業の生産手段をのみ込み、押し流しました。港湾内には、車から家、家具、壊れた防波堤などのコンクリート片が沈み、田細を金属片やガラス、油が混ざったヘドロが覆います。しかし、被災者らは復旧・復興に向けて会合を重ね、自らがれきの撤去に乗り出すなどしています。
「マイナスからのスタート」。岩手県漁業協同組合連合会の大井誠治会長は状況をこう表現しました。そして、「生産から加工・流通まで国の全面支援で再生することが不可欠です。国の力でゼロまで戻すよう求めてほしい」。
多くの人が生産手段を得るために借金しながら、生産や営業にあたっていました。津波でその生産手段は失われ、残ったのは借金だけという状況が生まれているからです。
宮城県漁業協同組合の船涯隆平専務理事も「漁業を再開するにも新規に借金が必要です。少なくとも旧来の債務はなんとかしてもらわないと、どうにもなりません」と求めます。生産や営業の見通しが立たないなかで再開のためにさらに借金を重ねることに二の足を踏んでいる状況も少なくありません。
また、農業、漁業、中小企業の関係者が復興に向け強調するのは、復旧作業での雇用の確保です。
JA宮城中央会の佐藤純一常務理事は、塩害対策やがれき撤去などの農地の再生事業に国が農家を雇用することを求めます。「(農家)自らが農業復興の一翼を担い、雇用という形で農地の再生に携わることができるようにしてほしい。土に触れれば農家は力も出ます」。
さらに、福島県では原発事故により、放射能被害や立ち入り規制など特別な状況もあります。各業者は原発事故の早期の収束とともに雇用の確保を求めます。JA福島中央会の長島俊一常務理事は「土壌汚染、塩害から元の姿に戻すまでの闇、農家は失業してしまいます。(元に)戻るまでの闇、就業を国が責任を持って措置することも必要です」と語りました。
残ったのは借金 (生産者)
津波は田畑や農機具、漁船や漁具、工場や機械など、農業、漁業、中小企業の生産手段をのみ込み、押し流しました。港湾内には、車から家、家具、壊れた防波堤などのコンクリート片が沈み、田細を金属片やガラス、油が混ざったヘドロが覆います。しかし、被災者らは復旧・復興に向けて会合を重ね、自らがれきの撤去に乗り出すなどしています。
「マイナスからのスタート」。岩手県漁業協同組合連合会の大井誠治会長は状況をこう表現しました。そして、「生産から加工・流通まで国の全面支援で再生することが不可欠です。国の力でゼロまで戻すよう求めてほしい」。
多くの人が生産手段を得るために借金しながら、生産や営業にあたっていました。津波でその生産手段は失われ、残ったのは借金だけという状況が生まれているからです。
宮城県漁業協同組合の船涯隆平専務理事も「漁業を再開するにも新規に借金が必要です。少なくとも旧来の債務はなんとかしてもらわないと、どうにもなりません」と求めます。生産や営業の見通しが立たないなかで再開のためにさらに借金を重ねることに二の足を踏んでいる状況も少なくありません。
また、農業、漁業、中小企業の関係者が復興に向け強調するのは、復旧作業での雇用の確保です。
JA宮城中央会の佐藤純一常務理事は、塩害対策やがれき撤去などの農地の再生事業に国が農家を雇用することを求めます。「(農家)自らが農業復興の一翼を担い、雇用という形で農地の再生に携わることができるようにしてほしい。土に触れれば農家は力も出ます」。
さらに、福島県では原発事故により、放射能被害や立ち入り規制など特別な状況もあります。各業者は原発事故の早期の収束とともに雇用の確保を求めます。JA福島中央会の長島俊一常務理事は「土壌汚染、塩害から元の姿に戻すまでの闇、農家は失業してしまいます。(元に)戻るまでの闇、就業を国が責任を持って措置することも必要です」と語りました。
