冬の養生法  | 前をむいて ♪ 

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「Workshop×Dining まっとうなくらし」主宰 
食を通して生きるを応援するライフコンサルタントです。

娘と、シーズン初味噌煮込み 

 

 立冬を迎え、いよいよ冬ですね。 

寒い冬を乗り越えて、立春まで元気に暮らしたいものです。

 

 自然界では、冬籠りの準備を始めます。

ただ…最近の熊は冬眠しないとか…? 

クマ牧場だけ? 

 

身体を休ませようという時期です。 

が…人間界はこれからが忙しくなるから 

やはりしっかり養生して乗り切らないと…ですねー 

 

名古屋の今のところに越してきてまる8年。

家の前の街路樹がこんなにきれいに紅葉するのかと気づきました。

(おそー) 

 

 今年は遅くまで暑かったのに、

一気に冬の入り口まで来た感じですね

 

まだまだ秋ではありますが 

確実に冬はやってくるので 養生しましょ。

 

 冬の外から侵入する邪気を「寒邪」といいます。

下痢や、冷えの症状のほか、身体はギュッとちぢこまる感じ 

あと、古傷痛みとして出やすい時期でもありますよね。

このほか、 頭、胃、お腹、関節、足腰の痛みなども… 

屈伸がしにくかったり、痙攣、心脳血管疾患のリスクも高くなります。

 

黄帝内経には、冬の養生として「早く寝て遅く起きる。欲望は控えて、体内の陽気をもらさないように体を温かく包んで過ごすべきである」と書かれています。

 

また、 冬の寒邪は、腎を痛めやすいので体を冷やさないように気をつけてくださいね。 

 

冬は寒邪のほかにも、『風邪』『燥邪』にも注意して過ごしましょう。

 

腎と水はかかわりが深いですけど、 水分の取り過ぎには注意してねアドと言っていられない。 

 

水はためすぎると、体を冷やします。

 

 冬の味は鹹味(かんみ)ですが、こちらも取り過ぎは、腎に負担をかけることになり、

むくみの原因になったりしますので気をつけてくださいね。

 

辛味は行気、活血の働きがあり、気、血のめぐりがよくなります。

ですが、何事も取り過ぎ注意です。 

 

火鍋などはやっていますが、毛穴を広げて体の温度を逃してしまいます。温めるつもりがうっかり冷やします。 

また、汗をかくこともほどほどにしないと気が漏れてしまします。 

何事もほどほどに…

 

何かとせわしなく、養生などと言っていられない年末年始ではありますが

そんな時こそ…養生して どうぞ健やかに冬をお過ごしください