ひとつ前の当ブログの続きです。

2014年に「野球賭博」に関わっていた読売ジャイアンツの3投手(笠原将生、福田聡志、松本竜也)は、二軍の練習場に「借金の取り立て」が来たことがきっかけで発覚。バレそうになると、メールを削除して「証拠隠し」をしたり、「口裏合わせ」をして逃れようとしましたが、結局は連盟から「無期失格」となりました。この言葉も「永久追放」よりずいぶんマイルドですが、事実上の「追放」です。

さらに、後になってから高木京介投手も上の3人とともに「野球賭博」に関わっていたことが発覚しました。たしか初めは、笠原投手に「名前を貸しただけ」と言い逃れしていましたが、親から「正直に言った方がいい」と諭され、虚偽だったことを明らかにし「関与」を認めました。いずれにしても。上の3人がバレたあともしばらく口をつぐんでいたわけです。

この高木京介投手は、上の3人と違って「有期失格」となり、しばらく経ってから選手に復帰、今もジャイアンツに在籍しています。(現在は育成枠になっているかな?) この辺がよく分からないところなんですが、「野球賭博」常習者と交流があり、実際に「8、9回は賭けた」と言う高木京介が上の3人のような「無期失格」にならず、格段に甘い「有期失格」で済んだのでしょうかねえ。2016年にバレて処分が出て、2018年には選手として復帰、1軍のマウンドに上がっているのです。「戦力」として使えるからクビにするのは勿体ないと思ったんですかね。

すぐに「報告」しなかったという点では、このところの当ブログで書いてきた「黒い霧事件」の池永正明投手と同じだと思います。あの時は「報知新聞」&「読売新聞」は散々西鉄ライオンズをたたいて、池永正明投手を永久追放に追い込んだのに、身内になると「大甘」だよねえ。あ、原辰徳監督自体、不倫したあげく「反社会的勢力」に1億円脅迫されていたことを「報告しなかった」人物だったな。チームの親分に「前科」があるんじゃ、選手に厳しくあたれないか。

ともかく、他球団に対しては厳しく糾弾するのに、いざ自分の所となると「甘々」になるところ、どこかの政党によく似ています。(ジャッピー!編集長)

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