私もン十年前に所帯を持ちまして、その瞬間からヨメがせっせと10年間ほど家計簿をつけていました。しかし、いくらつけてもその情報に価値を見いだせなければ、時間と労力の無駄になると悟り、家計簿を中止し現在に至っています。
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世の中の、特に家庭を持った奥様の「家計簿信仰」はすさまじいものがありますが、私に言わせるとあんなものは無駄の極致。紙の家計簿にしろ電子家計簿にしろ、まったくつける必要はありません(お金の管理が目に見えるのが好きな方以外は、です)。
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わが家での家計管理は夫である私がしていますが、私が実行しているのは以下の事柄です。
1.年間の大雑把な費用を、セブン銀行定期にして(ネットバンキングで作成)、たとえば「旅行費」や「車検代」や「両親お年玉」などの目的別に定期を作ってしまう。
2.毎月の生活費も、ヨメの年金(公的、私的)をいったん2か月分をセブン銀行に預け(年金支給が2か月分のため)、その中から「定期預金一部解約」を利用して、1ヶ月月ずつおろす。
3.おろした月々の生活費は、「食費」と「生活費」に大雑把に金額を決めて、その中から一週間分(食費なら5.000円、生活費なら10.000円)をおろして現金で持つ。
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家計簿など、こんな程度で充分ですし、毎日1円単位まで細かく収支をつけて合わせるのはナンセンスの極みだと思っています。家計簿をつけてみるとわかりますが、「これは何費に当てよう?」と迷う時が結構あります。実際は何の費用でも構わないはずなのですが、知らない間に家計簿というルールに合わせて思考するクセがついてしまいます。これはハッキリいって無駄。
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「家計簿をつける理由は、収支を冷静に見て、そこに潜む無駄に気が付くこと」という方が多いですが、実際にはそんなことは当たり前の経済感覚があれば、日々頭に残るはずです。たとえば外食をしたとか、家電を買ったとか。
そういう事よりも大事なのは「事前に予算をしっかり立てて、その目標をクリアする方法を探す作業」だと、私は考えています。
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たとえば「食費」。最初に1ヶ月30.000円の予算を立ててしまいます。そしてそれを週割にします。わが家でしたら一週間の食費は5.000円で5週として、25.000円。これに予備費として5.000円を足して30.000円。「週5.000円の食費で暮らすぞ」と目標ができれば、今度は実行してみてそれが達成できるときとできないときの違いを分析します。
「あ、今週は実家からもらった野菜があったから目標達成できた」とか「原材料じゃなくて加工品を買いすぎて予算オーバー」とかは、一週間単位くらいで把握して、次の週に生かす方が、家計簿をキリキリつけるより、効率も良くマクロな視点で消費を見つめられます。
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生活費も同じ。人間の生活というのはイレギュラーな事の連続です。病気もすればお祝いもあります。これも一週間10.000円という予算を立てれば、「今週はスパ銭にいってリラックスした」とか「車のガソリンを入れた」などが、家計簿なしで把握できます。一週間単位くらいでその内容を見直し、「次週は少し車での遊びを抑えよう」とか「スパ銭は先週行ったから、今週は別のお金のかからない楽しみを考えよう」とか「今週は来客があって予算オーバーだったから、来週はその分を取り戻そう」と思考すれば良いのです。
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そう、バランス節約とは「ルールに縛られず、ガマンもせずに、知恵を使ってゲーム感覚で無駄を省く」という節約法なのです。ですから、「なんでもかんでも節約」という十字架を自分に背負わせる必要はなく「目標値設定」と「短い区間での達成状況の把握」さえすれば、それが自然と節約に結びつき、精神的にもバランスのとれた節約となります。
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いちばんやってはいけないのが「節約のための節約」です。時には「無駄」と思える行為も「暮らしに潤いを与える行為」として許す気持ちも大切なのです。そして、時間と労力をかける割には、あまり効果がない代表格が家計簿だと私は考えています。
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大きなお金の管理は、出し入れ無料のセブン銀行で、一部解約ができる定期にして管理。あとは週単位での予算によって、楽に自己管理をする方が、私は理にかなっていると考えていますし、実際にこの方法で月1~2万ほどの繰越金を発生させています。

































