こんにちは！
合同会社Cクリエイティブ代表&CEOのKAIです。
今日は少し僕が韓国ドラマと関わりを持った馴れ初めを書いてみたいと思います。
韓国ドラマを初めて見たのは膵炎という難病が判明した頃でした。
約10-12年前で当時はもう大好きな海には戻れないだろうと思い始め、海外へ行くのも無理かなとかいろんなこれまでできていたはずのことができなくなり始めていました。
僕の場合は、偶然にも手術で奇跡的にも病気は消え去って健やかな身体を再び手にしました。
あのときまるで社会から取り残されて世界にたった1人ぼっちになってしまったような孤独感や寂しさそして孤立していく怖さを体験しました。
それまで付き合っていた友達も離れていくかそばに寄り添ってくれるか区分けされていきました。
今、現在でもずっと友達で居てくれる人たちは闘病中もずっと支えてくれた人たちです。おかげで友情が濃くなりました。
闘病や怪我って人生をとっても大きく変えてしまう出来事でした。人間関係も仕事や環境も全てがこれまでと全く同じとはいかなくなりました。
これまでの暮らしが自分にとって心地よさが完璧だったはずなのにいきなり前触れもなく病という邪魔者が巨大な壁を作って頭突きをしても飛び蹴りを入れても何をしてもびくともしないし、全力パワーでその壁を壊しにかかっても阻まれてしまいました。
そして自力では進めなくなるほど一度はめった打ちにされてしまう。それが大病と暮らす。闘病だったり大怪我と暮らすことだ悟りました。
当時でした。僕の友達の1人に韓国ドラマが大好きな7人の子持ちのママが居ました。彼女はダウン症の子供達を二人抱えたママでした。彼女は、破茶滅茶に落ち込んでいた僕へ会いにきました。
そして…
「塞ぎ込んでいるなら韓国ドラマを見てみたら？」と、チャングムの誓いとソドンヨのDVDを貸してくれました。
オーストラリアやハワイやサイパンやアセアンなど英語圏を飛び回っていた僕にとって普段から大好きなはずの洋画を膵炎が判明して以来は見る気になれなかったからでした。英語圏は英語だったからです。
海外へ行けないかもしれないと当時は諦めるしかなかった僕にとっては、英語を観たり聴いたりすると涙が止まらなくなって悔しさばかりが胸底から上がって来ました。荒波のように、激しい感情が牙のように剥き出して怒りが身体中を蝕んで感情が醜いくらい腐り出したからです。だからこそ友達は韓国ドラマを見て見ないか？とアドバイスをしてくれました。
これが僕と韓国ドラマの出会いです。韓流の入り口になりました。見始めるとまるで何かに取り憑かれたようにドラマを見続けました。現実を忘れて没頭していました。そして怒りが鎮まって穏やかな心を取り戻していきました。
今回のパリパラリンピック 2024は僕という人間の原点になった大病から這い上がるまでの自分を思い出しました。
ひとりぼっちになってしまったような寂しさや社会から取り残されてしまったような不安や焦り友達となかなか会えなくなった悔しさや苛立ちや新しい繋がりが欲しくても簡単に会いに行けなかったもどかしさや色んな気持ちが混ざってぐるぐる脳裏を駆け巡っていた2週間でした。
元気になって好きなことだらけをして暮らして生きている僕が、今は韓流エンタメコンテンツ会社の代表&CEOです。
ならば僕の役目は健常者も健常者じゃない人も何らかの理由で家にこもりきりになった人たちも
韓国ドラマ好き
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少なくとも寂しさが軽減します。
少なくとも社会から取り残された気持ちや友達が居ないっていう気持ちが軽減します。少なくともひとりぼっちという気持ちが軽減します。
ぜひたくさんの人たちに韓流という世界を通じて自分が最高にキラキラ輝いたり自分を取り戻すためのきっかけ作りに活かしたり、自分が主役で居続けることのできる居場所の確保にしたりなどに使って欲しいと願っています。
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