韓国ドラマ「赤い袖先」の原作本を読んでみました。というのも韓国TVドラマガイド編集部・高橋尚子さんから本を送って頂きました。
高橋尚子さんは双葉社の『韓国TVドラマガイド』チーフエディターで、エンタメライターとして雑誌やWEBなど各種媒体に執筆している方です。
韓国ドラマ「赤い袖先」は、韓国でベストセラーとなった小説を原作として制作されました。王イ•サンと女官の身分違いラブロマンスで最終回は17.4%と高視聴率を記録した大人気ドラマで空前の袖先シンドロームを世界中で巻き起こしました。
驚いたのは、ベトナムの友人やインドやマレーシアの友人が僕に、Did you watch “The Red Sleeve”? と聞かれたこと。僕はタイトルをふられてから情報リサーチをしました。
読み始めたら止まらなかった!著書の第一部から心にジーンと響いてメモりたくなるセリフが出てきました。
ページをめくりめくり読んでも読んでもじんわりさせてしまうセリフが登場しました。開くページの手を止めて水分を取ることさえも忘れてしまいました。
まるで、描かれた時代へタイムスリップをして束の間の時間旅行をしていた気分になりました。そして…終盤になって…思い出したのは上巻だったことでした!結局は僕の時間旅行は途中でお預けになりました。
誰かを好きになったとき想うと心が苦しくなる。これがきっと心の成長痛。
心の容量を増やすというか誰かを心の中に受け入れるために心が自然と成長していくときに起こる訳です。
家族や周りの人の愛情とともに大きくなって十分に幸せなんだけどある日、ある日…自分が見つけた新しい愛を心に加えるときに今までの容量では足りなくなって、心が成長痛を発する。
今までは500ギガのハードディスクで充分だった思い出の収納庫がもっとたくさんの出会いや新しい友人のために1テラバイト必要になってアップグレードが必要になってしまう。
今までの思い出を消して新しいものに置き換えるのではなくて受け入れる容量を増やしてグレードアップするような成長痛です。
愛する人のために心痛を感じるなら心が押さえつけられるような想いのように心がサイズアップしている過程なのかもしれません。僕も今回の著書から愛し方という成長痛を頂きました。
成長痛はいろんな意味で人生にはなくてはならないもの。とってもおすすめの一冊です!尚さんありがとうございました。
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