タワマン高層階20階以上は空気が薄い。エレベーターが上がっていくときも降りていくときも、耳の中が圧を察知してポコポコと音がした。
まるで、飛行機の機内モードに似ているとタワマンのエレベーターを使うたびに懐かしかった。のが、越して間もなくでした。
高所で、空気が薄いと体感したのは掃除機と毎朝のルーティンの床モップでした。
地上1階で、床のモップ拭きを毎朝していた僕にとっては大した運動にはならない家事なのに…
タワマン高層階に越した10日間は、モップ拭きだけで軽くマラソンをした直後のように、呼吸がはあはあとあらくなってしまった。他にも入浴を長めにした直後にも、はあはあと呼吸があらくなった。
ヨガを1時間もしないうちに息が途切れやすいし
カキラレッスン中も1時間満たないうちに、地上で1時間以上の運動をしたくらいに、疲労感が早りました。
調べてみると…
タワマン高層階20階以上は空気が薄いことが判明しました。つまり、運動は高所トレーニングに近いということが判明しました。
低酸素の環境は、酸素を十分に行き渡らせるため血液中で酸素を運ぶヘモグロビンと、筋肉中に酸素を運ぶミオグロビンが増えます。
ですから、高所から酸素のある平地に戻ると、酸素消費能力がアップしているのでパフォーマンスの向上が見られると言われています。特に持久力のアップが最も知られています。マラソン選手が高所トレーニングというのは聞いたことがありますよね。
僕は掃除と家事で持久力アップをして、運動不足の解消に繋がっていたことが判明しました。
頑張り甲斐が、高層階での高所トレーニングを続けた形として、体幹がしっかり鍛えられて、インナーマッスルまで仕上がっていた事でした。
日本女性の1日の平均家事時間 2時間24分。
1日で、こんなにもたくさんの時間を家事に費やしていると知ったときは驚きでしたが、家事の必要に駆られるようになってするようになってしまったのです。
僕も1日2時間近く家事をするときが週にあります。
家事時間が増えるのは名前のない家事。
読んで字のごとく名前もついていないような細々な家事をそう呼ぶそうです。
掃除も掃除たちをひとまとめにしただけだし料理もひとまとめにしただけ。ラインナップすると半端ない数だし、時間もかかります。
名前のある家事の影には名前のない家事がたくさん隠れています。名前のない家事というのは大変さを家族になかなか気づいてもらえていないことが多い。
以前より名前のない家事の存在は知っていたしけっこう肉体的重労働だと理解していました。僕も、独身時代からけっこう、家事をしていた方だから。わかっていたはずでした…。
けれどいざ、夫婦になって暮らしを始めると膨大な家事労働時間に圧倒されてしまった…
そして…これが家族を作るということ。
誰かと一緒に日常生活を暮らしていくということ…だと痛感したのです。
家事をしながら支えてくれている家族がいるから、清潔な家の中が保たれたり、食事が用意されています。お給料が出ないからこそ、無駄時間と思われがちな家事です。
大したことがないではなく大仕事です。お家へ帰ったら感謝をぜひ言葉にしてその労働時間や労力を労ってあげてくださいね。
奥さんの手料理に感謝です。
ありがとう。