わたしが華僑の人たちを初めて見たのは、まだダイビングの世界にいる頃でした。
サイパン島やマレーシアやグアムなどの中華料理のホテルとかに入っている店舗じゃなくて、地元に根付いているお店に入って出会いました。
彼らは働き者でいつも仲間を大切にお客様を大切にしていました。
それだけでした。無縁な人たちとずっと思って生きていました。
華僑ってあなたはどんなイメージありますか?
わたしの華僑のイメージが別世界に変わり始めたのは三年前です。ヒーラー としてビジネスとして知り合った方が華僑でした。
華僑とは長期にわたり海外に居住する中国人および子孫。東南アジアに多く経済的に大きな影響力を持つ。今日では、移住先に定着し自らを華人と規定することが多い
〜大城太さんの本によります〜
わたしの出会った方も日本にビジネスの拠点の事務所を構えています。出会いは華僑のイメージを覆しました。
彼らから聞くお金の話しやビジネスは、これまで見たことも聞いたこともないお金が毎日動いていました。
億単位のお金の話しが毎回のことです。
わたしは華僑について中国経済について未知の世界を学ぶために貪るように何でも読み漁りました。
ビジネスとして彼らの要求を受け入れて納得させるには彼らについて学ぶことから始まりました。
すると…
お金儲けが上手。
未開の地でもビジネスチャンスがあれば足を運んでいく。
世界一の商魂民族。
わたしも著者の大城さんと同じ感想が華僑の彼らと深く関わるようになってわかりました。
華僑流の生き抜く底力は、日本では非常識と見られてしまうことでも彼らにとっての考え方であったり、合理的な使いこなし方がそこにはありました。
彼らのビジネスの中で龍の能力がチームとして存在するようになったのは琉夏が亡くなる少し前の桜の季節でした。
龍の役割は考える人としてビジネスプラン策定の中でチャンスをつかむスケジュール作り、ビジネスプランの分析、人脈の分析です。
誰よりも何処よりも早くやり遂げる成功への近道を鋭く見通すこと。
スピードを上げることに龍は希少な存在でハイリスクを見通すことができます。ビジネスする互いを守ることができるからです。
次は、実行する華僑流の彼らが動きます。
わたしは彼らとタッグを組み始めました。
大富豪たちと一緒に自分がビジネスを組むようになるなど想定外でした。
踏み出してわかったことは常識にとらわれない過去に拘らない彼らだから異端な経歴を持っている自分にぴったりはまってしまう最高のステージだったのです。
これからマカオ、香港、アメリカ、ポルトガル、マレーシア、上海ともっと降りたつ数が増えて行きます。ステージが変わってまた自分が成長する好機を掴みました。
琉夏が隣に居たら何って言うかな?
どんな風に変わっても彼はいつも一緒です。