マレーシアのバザール | INJカルチャーセンターのブログ

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こんにちは! INJマレー語講師のアミルンです。


イスラム教徒にはラマダンと言う断食月があるのを皆さんはご存知でしょうか?

マレーシアではイスラム教、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教など、様々な宗教が信仰されています。その中でも、約60%はイスラム教徒と言われています。ラマダンとはイスラム教徒の断食月のことです。期間は約一ヶ月間で、日の出から日没までの時間に限ります。その期間中に物を食べたり、飲んだり、噂話や悪口を言ったりしてはいけません。

 

マレーシアではラマダンのときに、断食明けの食事としていろいろな食べ物を売っているバザールが開かれますが、そこでまた新しい感染予防対策を考えなければなりません。例年通りだと、仕事が終わる時間や夕方になると人々がバザールを訪れて、惣菜やマレーシアのお菓子など様々な物を買って、家で家族と一緒に断食明けをお祝いします。

 

 

myMetro・kurangkan membeli juadah di bazar Ramadan・

https://www.hmetro.com.my/minda/dialoka/2017/06/234258/kurangkan-membeli-juadah-di-bazar-ramadan , (参照 2021-04-21)

 

現在、マレーシアの新型コロナウイルスの状況は、3月以来最も速い速度で広がっています。その感染者数は、3月5日以来初めて2000人を突破しました。政府がラマダンの聖月の始まりに国が第4波にさしかかるかもしれないと警告しました。

 

そのため、コロナの感染拡大のリスクを抑えるため、バザールの売り子がある取り組みをしました。彼らはSNS「フェイスブック/ツイッター/ワッツアップなど」を使って売っている食べ物を投稿し、住民の人達や一般の人に宣伝しています。注文がある場合はお客様とやり取りをし、郵送するかあるいは現品着払いで食べ物を送ります。これは、感染リスクを考慮して、バザールを楽しむ代わりに、少しでもバザールでしか売っていない惣菜やお菓子をお客様に届けることで、断食明けの雰囲気を味わってもらいたいという売り子たちの思いが感じられる取り組みになっています。

 

ピエロがバザールでSOPに従うよう一般市民に念を押している。

New Straits Times・Clowns remind public to follow SOP at Ramadan bazaar・https://www.nst.com.my/news/nation/2021/04/683310/clowns-remind-public-follow-sop-ramadan-bazaar , (参照 2021-04-21)

 

私のマレー語講座では、マレー語以外にも、このような最新の話題や面白い話を取り入れています。現在、グループレッスンは通学とオンラインで行っています。私と一緒にマレー語を学びながら、マレーシアについての知識を深めましょう。クラスでお待ちしています!

 

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