初詣 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<自宅->初詣> 

天気が良かったこともあり、初詣に出かけたそうだ。
この時期に初詣?というのは、
かなり機を逸していると思われるかもしれない。

しかし、これには訳がある。
正月三が日は、人出が物凄く多いので、
ショウの嫌いな『呼び声』も多く、
落ち着いて初詣できないがからだ。

この時期なら静かに参拝できると目論んだのだが、
偶々なのか祈祷の人が大勢いたらしく、
想定外の人出が多くて、騒々しかったらしい。

参拝して賽銭を入れる所までは、
何とか辿り着いたものの、祈祷者を呼ぶ声が聞こえて、
ショウの怒りが頂点に達して、泣きわめきだしたので、
急いで神社を出たそうだ。


ショウにとって、楽しかったのは、
行きと帰りの電車の中だったようだ。

相模線の電車は、ワンマンな車掌が多く、
また車掌さんのアクションが大きいので、
ショウにうけたようで、終始、上機嫌にだったらしい。

全体的には、身体を動かして、
ストレス発散ができたようだ。