XCキャンプ1日目 テイクオフが肝  | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ


XCするのに、ベストコンディションとは言いがたい。

しかし、トレーニングする事は、充分可能だ。


今日は新潟から足尾へ向かっているので、

足尾から見て西~北西の方面の風向きや

雲の発達を観察しながら、エリアへ行くことが出来る。

(普段は神奈川からなので、足尾から見て南西方面)



XCキャンプにおいて、 “ 一日だけの単発 ” だと、

事前の説明が余りできない上に、帰着も遅くなって、

フィードバックもできないので、内容が薄くなりがちだ。


そういう意味で、もっと早くエリアに到着すべきだったが、

到着が遅くなってしまった。 (´Д`;)ゞ ゴメンナサイ

電話で、山へ即上がって、即飛ぶように指示を出した。

(デロデロ光線という奴です。全開です)



バスに乗り切れず残っていた塾生と一緒に山へ上がった。

テイクオフへ着くと皆さん、まったりモードで、

ザックのチャックすら開けていない人がいるあせる


えっ、飛ばないのはてなマーク

沖であんなに高く上がっているよビックリマーク

(前日、メールで連絡したワンチャンスとは、正に今)


時折入るフォローに、飛ぶ気がうせているようだ。

時が経つに連れて、今日は徐々に西風が強まる。

つまり、時々無風になる今を逃すと、

今日は、飛べないことになる?


ハンググライダーのテイクオフ(離陸)場から、

西へ向かって飛ぶという方法もあるが、

気乗りしていないようだ。



飛ぶ気のある人は、空かさず飛ぶ準備を整えた。

勿論、川地は、その方々をフォローするために飛ぶ。

そして、テイクオフ。



XCに出るには、まだ早い。

上空で待機することは、それ程難しくないので、

機が熟すのを待つ。


隣りのエリアの西テイクオフから出た機体も

徐々に上がり始めた。しかし、まだまだ早い。

というか、飛んでいる塾生が散り散りバラバラだ。


何とか全員が半径3km以内に入ったので、

『 スタート 』 を切ったが・・・、

これまたバラバラで、グループ飛行にならない。


今日の様に、並以下のコンディションだと、

日本の場合、足並みを揃えるのが大変だ。

結局、高峰周辺に、点でバラバラに降りる事になった。



エリア内で飛んでいると、

途中で合流と言う事が可能だが、

XCでは、絶対に無いので、運営が難しい。


次回は、バンバンのコンディションであって欲しい。